【ドラフト2017】清宮の希望球団候補を予想!守備の評価も!

今回は、清宮 幸太郎は関東以外は指名拒否という噂について、そして話題の守備の評価を紹介していこう。

9月22日、高校生では異例の記者会見を開き、プロ志望届を提出した旨を公表した清宮 幸太郎(早稲田実業)

これにより、10月26日に開催されるドラフト会議2017に向けて各球団が獲得に向けて本格的に動き出した。

高校通算111本塁打という高校生新記録を樹立したスラッガーは、どの球団も喉から手が出るほど欲しい存在だろう。現時点で既に史上最多の9球団が競合するという話もある。

しかし、ここにきて、とある噂が飛び交っている。その噂とは、「指名拒否の可能性」についてだ。

希望する球団以外に関しては、指名拒否をする可能性が浮上しているのである。

この記事では加えて、長嶋一茂氏の発言が話題を呼んだ清宮の守備力の評価についても調べてみた。

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清宮は意中の球団以外指名拒否!?

さて、清宮に関して、とある噂が飛び交い始めている。それは、「意中の球団以外は指名拒否をする」というものだ。

飽くまで噂レベルの話だが、果たしてこの話は本当なのだろうか。

まず、もしこの話が本当であれば、指名拒否は可能である。これは以前に書いたドラフトのルールに関しても触れているが、ドラフト指名は飽くまでも「交渉権を得る」ためのもの。つまり、指名したから球団に絶対入ってくれるわけではなく、もちろん本人が嫌なら拒否も可能ではある。

しかし、基本的には指名される球団に入るのが普通。なぜ清宮について、このような噂が飛び交っているのか。

それにはどうやら、清宮幸太郎の父、清宮克幸氏の存在が関わっているようだ。

とある関係者は、「そのような話は既に各球団に広まっているはず。父・克幸氏は良い指導者との出会いを大切にしている。また、いずれはメジャーへという本人の意思を尊重し、大谷のように4~5年で海外挑戦を確約してくれるという条件を提示するはずだろう。球団によっては指名拒否も有り得るのではないか」と語っている。

また、プロ志望届を提出はしているが、もし拒否をしたとしても早稲田大学へ進学する道も残されている。

早稲田は基本的にプロ志望届を出した高校生の野球推薦を受け入れていないが、系属校の早実となれば、もし推薦で入らなくとも、いわゆるエスカレーター入学での進学が可能だという。

また、先日行われた清宮による会見でも、「12球団OKか」という質問には「自分を厳しく指導してくれて、成長させてくれる球団に行きたい。志望届を出してからお話をできるということなので、その辺はしっかりやっていければなと思います。12球団の話を聞いてから? それはこれから…まだちょっとわからないです」と、言葉を濁す場面もあった。

この会見では、この質問が飛ぶまではハキハキとしっかり受け答えしていただけに、やはり12球団全てを受け入れる体制には無い、という意志の表れではないかと思われる。

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清宮が希望している意中の球団とは?

それでは、清宮の意中の球団、行きたいと思っている球団はどこにあるのか。

「指名拒否の可能性」をチラつかせたということは、巨人がなにかしらの動きを見せている可能性はある。巨人はこれまでにも、江川卓元木大介、内海哲也、長野久義、菅野智之と、どこかしらの球団の指名を拒否した末で獲得した選手が多い。

この実績を踏まえると、どことなく指名拒否=巨人入りというイメージが湧いてくる。

ただし、メジャー志向の強い清宮に対し、巨人はこれまでポスティングを認めた実績が無い。交渉の時点をポスティングを認める話は出るのかとも思われるが、巨人としては可能であれば第二の松井秀喜のような存在を作りたいはず。

交渉のテーブルでの話し合いによっては、巨人も指名拒否の対象になる可能性はある。

となれば、育成する余裕があり、若手を育てるのが得意なソフトバンクか、大谷翔平のようにポスティングを認め、ルーキーから一軍で試合を経験できる可能性もあり、ノビノビとしたイメージのある日本ハムが有力なのではないだろうか。

現時点では9球団以上の競合も予想されている清宮。果たして、交渉権を得るのはどの球団になるのだろうか。

清宮の守備の評価

こちらも紹介させて頂こう。

24日に「ワイドナショー」に出演した長嶋一茂氏が、清宮について「最初はファームから。正直、あの守備ではハッキリいって無理です」とコメントしたのだ。

実際、清宮の守備に対しては厳しいコメントを残す野球関係者も多い。甲子園を賭けた最後の夏、決勝の東海大菅生との試合でも、清宮の守備によって得点を許し、結局それが敗戦の決め手になってしまった、というのも、守備を不安視される要因にあるように思う。

愛甲猛氏も、「打撃はAランクだが守備・走塁に関してはCランク。経営陣としては獲得したいだろうが、現場としては一番扱いに困る存在だろう。経営の指示として起用しなければいけないが、使いどころが無い」と評価している。

また、清宮は基本的にファーストのみを守るプレーヤー。高校時代にはサードや外野手にもチャレンジしたようだが、どちらも形にならず、結局ファースト専門で守るようになった。

プロ野球において、「ファーストしか守れない日本人ルーキー」というのは、どう考えても足枷になる問題だ。ファーストといえば、スラッガーの外国人選手や打撃に欠かせない中堅~ベテラン選手が守るポジションというイメージが強い。

清宮が外国人選手やベテラン選手並に打てれば問題は無いかもしれないが、わざわざ外国人枠を潰し、ルーキーの清宮を起用するというのも考えにくい。かといって、DHのあるパ・リーグに進んだとしても、外国人選手を起用するだろう。

となれば、サードや外野手として鍛えるのが理想ではあるが、雑さも目立つ清宮の守備をしっかり鍛え上げない限りスタメン起用というのは現実的ではないだろう。

プロ入り後、まず期待されるのはバッティングだろうが、一茂氏が語るように、守備で如何に貢献できるのかもプロ野球としては重要である。

まとめ

いかかだっただろうか。

指名拒否する可能性も噂されている清宮。数十年に一人の高校野球界のスター選手である清宮の動向に、注目は集まっていることだろう。

しかし、もし指名拒否をしたとすれば、評価は変わってきてしまうリスクもある。やはり、指名拒否というのはイメージ的にはあまり良くない印象を与えてしまうからだ。ドラフト下位による指名拒否であれば納得もいくだろうが、1位指名という貴重な枠を割いた上で拒否されれば、球団もたまったものじゃないだろう。

今回の情報で、指名撤退した球団もあるかもしれない。

願わくば、指名された球団に素直に入り、実力をつけた上でFAにてメジャーへと挑戦してほしいと個人的には思っている。

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