今回は、ドラフト有力候補である秀岳館・田浦文丸のドラフト評価や指名順の予想、また、出身中学や特徴的な髪型についても紹介していこう。

秀岳館・田浦文丸。今年の甲子園でも見事な投球を見せてくれたが、最もプロが注目するきっかけとなったのはU-18世界大会だろう。

清宮(早稲田実業)や中村(広陵)、櫻井周斗(日大三)など、高校野球のスター選手が勢ぞろいしたU-18世界大会ではあるが、MVPは誰かと問われれば、間違いなく「田浦文丸」という名が一番多く挙がるのではないだろうか。

今回は、間違いなくドラフト上位候補に入るであろう好投手、田浦文丸にスポットを当て、紹介していこう。

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秀岳館-田浦文丸の経歴・プロフィール

本名:田浦 文丸(たうら ふみまる)

身長:170cm

体重:75キロ

投打:左投げ左打ち

ポジション:投手

出身:福岡県大野城市

出身中学:平野中

出身シニア:糸島ボーイズ

平野小1年生の頃から軟式野球を始め、平野中学からは糸島ボーイズに入団し、本格的に野球人生を歩みだした。

高校は熊本県にある名門・秀岳館に入学。1年生ながら控え投手としてベンチ入り。

1年秋から実戦登板が増え、主にリリーフとして活躍している。

2年秋にエースの座を獲得し、29イニング34三振の力投でチームを九州4強に導いた。

2年春のセンバツ、夏の甲子園、3年春のセンバツ、夏の甲子園と計4回甲子園を経験しており、全てマウンドにも上がっている。

3年夏の甲子園では2回戦で広陵に破れたものの、その後その実力を買われU-18に選出。

予選リーグではアメリカ、キューバ、オランダという強豪との3試合でリリーフとして登板。全9イニングを投げて、奪三振19、失点は0という好投。

その後もーストラリア戦ではタイブレーク突入後の11回表を無失点に抑え、スーパーラウンドのカナダ戦で初失点するまで5試合連続無失点。9戦中6戦に登板するフル回転でチームを支え、若き侍ジャパンの銅メダル獲得に大きく貢献し、田浦自身もベストナインに選ばれた。

MAX148キロのストレート、そして”魔球”と称されたチェンジアップを武器に打者から空振りを奪い、世界大会では出場投手中最多の毎回29奪三振。

高校生からリリーフを多く経験していることも武器だろう。緊張感ある場面で登板し、どうすればこのピンチを切り抜けられるか、初球から決して失投が許されないという状況が田浦のピッチングを成長させたように思える。

秀岳館、そして日本代表を支えたリリーバー。スカウト陣も、間違いなく注目している。

田浦文丸の髪型

スカウト陣の評価を紹介する前に、田浦の髪型についても触れておこう。

高校球児といえば坊主という印象だが、田浦はややスポーツ刈りに近いようなヘアスタイルである。

もちろん、坊主で無ければ試合に出られない、というルールなど存在しないので、髪型は自由ではあるが、なにかこだわりがあるのだろうか。

1年生の時点で既に、3年夏の甲子園と同じ程度の長さであった。

しかし、2年時の頃の写真を見ると他の選手と同様に丸坊主にしている。

選手によっては、頭に傷があるため、それを隠すために髪をやや長くしているという理由もあるのだが、坊主の時期とそうでない時期がまばらにあるため、恐らく田浦なりのこだわりの一種なのだろう。

個人的には、「坊主にしたくないから高校野球はやりたくない」という理由で、才能ある選手が野球を諦めてしまうのは非常に残念なので、田浦のように自由な髪型にしてよいという風潮を広め、もっと野球人口を増やしていってほしいと思う。

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秀岳館-田浦文丸のスカウト評価

甲子園、そしてU-18でも好リリーフを魅せた田浦。特にU-18では13.2イニングを投げ防御率1.32、奪三振29個という素晴らしいピッチングを魅せてくれた。

日本人スカウトももちろん注目していたが、世界大会に居合わせた海外のスカウトも「あれは誰だ?最高のチェンジアップだ」と絶賛の言葉を口にしている。

巨人

巨人・井上チーフスカウトは 「特徴のある球でしっかり腕を振っているから、右打者にも通用する。甲子園の時より制球も良くなった」と、U-18のピッチングを高く評価。

広島

広島・鞘師スカウトは「川端君とともに、プロで十分活躍できる素質は持っている」と素材の良さを評価した

楽天

楽天・早川副会長補佐は「外野も守って野球好きな野球小僧という印象。体はそう大きくないけど、タイプ的には巨人の田口みたいな感じ。使い減りがしないぐらい投げられそうだ」と、スタミナの高さを評価している。

 

この他、他球団はコメントこそ残していないものの、数球団はU-18での活躍を目の当たりにしたことで急遽、指名候補に挙げているようだ。

ドラフトの順位は恐らく3位~4位だろうと予想している。大学生にも好投手が勢ぞろいであるため、特に今年のシーズン、不甲斐無い結果に終わってしまった球団は即戦力投手を求めることだろう。

そういった意味では、育成に時間が掛かる可能性のある高卒投手であれば3位~4位での入団が適当だと思われる。

まとめ

いかがだっただろうか。

U-18で覚醒した田浦文丸。特にあのチェンジアップは、プロでも通用する大きな武器となるだろう。

イメージとしては、スライダーを武器に楽天の抑えとして活躍する松井裕樹のように、クローザーのような立ち回りを期待している。

MLB候補にも挙がる世界の選手達から次々と三振を奪ったその実力は、間違いなくNPBでも通用するだろう。