今回は、プロ野球において登録名と本名が違う選手を紹介するとともに、本名にしない理由にも迫っていこう。

プロ野球においては、しばしば本名ではない名前で登録している選手がいることをご存知だろうか。

例えばイチローも、本名は鈴木一朗。本来であれば登録名は「鈴木一朗」であり、スコアボードには「鈴木」と記されたことだろう。

しかし、イチローの場合は本名をカタカナ表記にしているだけなので、まだ分かる。

NPB選手の中には、本名とはかけ離れたような名前で試合に出場している選手も多数いるのだ。

一体どれだけの選手が、実際には本名とは違う登録名で出場しているのか。また、なぜわざわざ本名ではない名前で登録をしているのか。

さっそくみていこう。

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プロ野球で登録名と本名が違う選手

登録名の変え方には様々あり、名前をカタカナに変えていたり、下の名前だけで登録している選手も多い。

そして、なかには本名とは全く違う名前や、ニックネームをそのまま採用している選手すらいるのである。

また、登録名は毎年変更できるため、紹介していない選手も実は変わっていたりする可能性もあるので、その点に関してはご了承願いたい。

紹介するなかには引退している選手も含まれるが、印象的な選手においては紹介させて頂く。

登録名をカタカナにしている選手

・イチロー(鈴木一朗)

・サブロー(大村三郎)

・ユウイチ(松元雄一)

・ユウキ(田中祐貴)

・カツノリ(野村克則) etc・・・

登録名が下の名前のみの選手

・拓也(甲斐拓也)

・駿太(後藤駿太)

・鉄平(土谷鉄平)

・由規(佐藤由規)

・英智(蔵本英智)

・大和(前田大和)

・一輝(嶋村一輝)

・雄星(菊池雄星)

・銀仁朗(炭谷銀仁朗)

・銀次(赤見内銀次)

・丈武(森田丈武)

・秀太(田中秀太)

・瑞季(田中瑞季)

・竜太郎(辻竜太郎) etc・・・

登録名をアルファベット表記にしている選手

・SHINJO(新庄剛志)

・TSUYOSHI(西岡剛) etc・・・

登録名をニックネームにしている選手

・パンチ(佐藤和弘)

・T-岡田(岡田貴弘)

・G(ゴメス). 後藤 武敏(後藤 武敏)

・山本昌(山本昌広)

・G.G.佐藤(佐藤隆彦)

・デニー/デニー友利(友利結) etc・・・

本名の漢字を変更している選手

・松井稼頭央(松井和夫)

・矢野燿大(矢野輝弘)

・井口資仁(井口忠仁)

・亀井善行(亀井義行)

・梨田昌孝(梨田昌崇)

・津田恒実(津田恒美)

本名とは全く違う名前で登録している選手

・片岡治大(片岡保幸)

・雄太(川井進)

・石井琢朗(石井忠徳)

・達川晃豊(光男) etc・・・

 

簡単に紹介しただけでも、これだけの選手が本名ではない名前で登録をしている。

恐らく、ここで紹介した以外にも数多くいることだろう。

それではなぜ、本名ではなくカタカナ表記にしたりニックネームを採用したり、漢字を変えて登録をしたりするのだろうか。

その理由を紹介していこう。

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登録名を本名にしない理由

理由は選手によって様々あるようだ。

活躍できるように験担ぎの意味であったり、選手名をいちはやくファンに覚えてもらうためであったり、同じ姓の選手が入団した際、被らないようにであったり・・・。

そのなかでも特徴的な選手を一例に上げ、なぜ登録名を本名にしなかったのかを紹介していく。

松井稼頭央(松井和夫)選手の場合

松井選手は1995年に、「和夫」から「稼頭央」に変更している。”稼ぐ頭の央”と、かなり特徴的な漢字を合わせているが、これにはれっきとした意味があり、「中央で先頭に立ち、活躍する」という意味が込められている。

結果として、この特徴的な名前がファンの目に留まるようになり、その類稀なる運動能力も相まって人気選手へとなっていった。

G(ゴメス). 後藤 武敏(後藤 武敏)選手の場合

まず、この「G」表記だが、2015年には「後藤 武敏 G.」、2016年には「後藤 G 武敏」、そして2017年からG. 後藤 武敏と変遷を辿っている。

この”G”は「ゴメス」のGであるのだが、なぜ日本人選手なのにも関わらず”ゴメス”なのか。

その理由として、かつて先輩との食事に遅刻した後藤選手がとっさに「ごめんっす」と謝ったところ、先輩が「ゴメス」と聞き間違え、「先輩に向かって、ゴメスはないだろ。でも、ゴメスっていいな」というエピソードから、後藤選手のあだ名がゴメスとして定着していき、遂には登録名にまで「G(ゴメス)」という一文字を入れたのだとか。

・T-岡田(岡田貴弘)選手の場合

後藤選手と同じように、名前の前にアルファベットの「T」がついている岡田選手。

しかし岡田選手の場合には、登録名を変えざるを得ない理由があった。2010年にオリックスの監督に就任した岡田彰布氏と同姓だったため、「ややこしい」という理由から登録名を変更することを決意。

球団公式サイト・携帯サイトでファンからアンケートをとり、約7000通の応募の中から「T-岡田」に正式に決定した。

この”T”には下の名前である貴弘の頭文字である”T”という意味や、ティラノサウルスの学名の略表記である「T.rex」という意味もある。

結果的にはかなりインパクトのある登録名となり、ファンも増加している。

 

このように、選手によって様々な理由で登録名を変えているようだ。

片岡治大(片岡保幸)

翔太(大嶺翔太)選手は、兄の大嶺祐太選手が同じチームにに所属しているために、下の名前で登録しているのだとか。

 

ちなみに、登録名で必ず話題に上がる選手といえば雄太(川井進)選手

もとは本名で登録していたそうだが、2009年に登録名を川井雄太 に変更、2012年からは苗字を削り雄太に変更したため、本名の原型が跡形も無くなってしまっている。

高校時代の友人が考えたとの噂もあるが、本名と全く違う名前を使用し始めた理由などの真相は不明であり、未だにプロ野球界の謎のひとつとして語られている。

まとめ

いかがだっただろうか。

意外に多くの選手が本名ではない名前で登録しており、その理由も様々であることがお分かり頂けただろうか。

ちなみに、読売ジャイアンツはこの登録名には厳しく、ニックネームやカタカナ表記での登録を禁止している。

そのため、千葉ロッテで活躍したサブロー選手が巨人に移籍した際には本名である「大村三郎」で登録しており、「サブロー」で親しんでいたファンからは「誰?」というリアクションを受けてしまっていた。

 

毎年、登録名は変わる可能性がある。自分の好きな選手も来年には別の名称になっているかもしれないので、そのあたりもチェックしてみてほしい。