今回は、野球のソックス・アンダーストッキングの履き方を解説していきたいと思う。また、靴下をはく意味に関しても触れていこう。
遂に球春到来の季節である。センバツ高校野球を終え、プロ野球が開幕。今年は一体どのチームが制するのか、キャンプ中からそんな予測をし続けてきたが、ようやくここから、野球のシーズンが始まるのだ。
さて、そして同様に、入学のシーズンでもある。小学校、中学校、高校、大学・・・新しい春を迎えた子供達も大勢居ることだろう。そして、これから野球を始める少年達も多くいることだろう。
お父さんが野球を知らないというご家庭では、なかなか四苦八苦する問題も多くあると思う。
初めて買うグローブはなにがいいのか?バットは?練習着は何着必要?ケガをしたらどうしたら・・・?
文字通り、二人三脚で、これからの長い野球人生を共に歩んでいくことになるだろう。
そのなかでも、今回紹介するのは、特に悩みの種になりがちな、”野球のソックス・アンダーストッキングの履き方”である。
「普通の靴下のように履けばいいんじゃないの?」と思う方もいるだろう。
しかし、野球のソックスは他のスポーツではあまり見かけない、特殊なものなのである。
私も初めて野球のソックス、そしてアンダーストッキングを履こうとしたときには思うようにいかず、苦戦した思い出がある。
さて、それではそんな私のような悩みを抱えないためにも、紹介していこう。
野球のソックス・アンダーストッキングの履き方
1、ソックス(くつ下)を履く。
2、次にストッキングをアンダーソックスの上に履く。
※アンダーストッキングには、前後ろがあるので注意!切り込みの小さい方が前である
3、次に、ズボンを履く。
4、履き終わったら、いわゆるクラシックスタイル(イチローのように)したい場合は、裾を上げる。
5、裾を上げた状態で一度ズボンを下ろす。
6、上がっている裾の部分を、アンダーソックスとストッキングを折り返し挟み込む。これにより、プレー中も裾が下がってこないようになる。
7、履きなおしたら完成。
※実際に履いている流れの写真を、後日載せようと思う。
うまく履けたつもりでも、長時間練習していると、すぐにずり下がってくるので、しっかり履き方を覚えよう。
一度コツをつかんでしまえば、そこまで難しい作業ではないのだが、初めて履くのにはやはり苦戦するだろう。
是非、履き方を試行錯誤しながら覚えて、かっこよく野球のユニフォームを着こなしてほしい。
[ad#ad]靴下をはく意味は?
野球のアンダーストッキングを履く意味。
これはまず、ケガ防止の意味合いが強い。触ってみると分かるが、かなりしっかりした作りであり、厚手になっている。
通常、野球のスパイクは金属の歯がついているため、スライディング等で選手同士が接触した際や、自分の足を引っ掛けてしまった際に、怪我をしてしまう危険性がある。
そういったとき、厚手のアンダーストッキングを履いておけば、大きな怪我に繋がりにくくなるのだ。
ちなみに、アンダーストッキング履くことはちゃんと規定で義務付けられている。
そのほか、チームカラーを表すという意味合いでもある。
チームによって色が違ったり、白や黄色や赤のラインが入っていたりする。
高校野球マニアともなれば、足元を見ただけでもおおよそ高校名が出てくるくらいには、しっかりそのチームを表しているのだ。
まとめ
さて、いかがだっただろうか。最初は以外に苦戦する野球のアンダーソックスの履き方。ズボンの裾を抑える役割も担えるため、しっかり覚えていこう。
裾がだらしないと、弱弱しくみえてしまうし、なによりケガに繋がりかねない。
間違っても、プロ野球選手のような長い裾のユニフォームにはしないように。彼らはプロである。長い裾でも充分にプレー出来るほどに練習を積み重ねているのだ。
そして、プロ野球選手だって学生時代にはユニフォームを裾をしっかりと上げて履いている。
強いチームや強い選手になればなるほど、ユニフォームをしっかりと着ているものだ。聞いた話では、とある強豪校では、入部して最初に覚えることはユニフォームの着方なのだと言う。
ユニフォームをしっかり着れないものは、グラウンドに立つ資格が無いという理由だからだとか。
さぁ、これから胸躍る野球人生。
将来のプロ野球選手を目指し、頑張ってほしい。