今回は、イチローが日本球界に復帰した場合の所属球団や年俸、更には背番号を予想していく。
日本球界だけでなく、メジャーリーグでもレジェンドとして扱われているイチローが今年、日本球界へと復帰するという噂が浮上している。
マリナーズからヤンキースを経て、3年前の2015年にマーリンズに移籍。実に18年間メジャーリーグに在籍したが、CEOを務めるデレク・ジーター氏の大幅な球団再編の煽りを受けてFAを余儀なくされ、その後は他球団との交渉が難航しているのが現状である。
そこで浮上したのが、日本球界復帰という噂。年齢は44歳だが、日本のスターであるイチローであれば日本球界ならば引く手数多だろう。
もし、日本球界に復帰するとなれば、所属する球団や支払われる年俸、そして背番号はどうなるのだろうか?さっそく予想を見ていこう。
イチローが日本球界に復帰した場合の所属球団
イチローが日本球界に復帰するとあらば、欲しい球団はいくらでもあるだろう。
44歳という、野球選手でいえば高齢、メジャーでは最年長だった。
普通なら引退していてもおかしくはない年齢ではあるが、昨年の成績はメジャーリーグというトップレベルの環境であっても136試合に出場。
196打席で50安打、打率.255という成績を残しており、日本球界であれば3割台をマークする可能性も充分にある。
さらに、日本国民のほとんどが知っているといっても過言ではないほどの知名度。イチローという生き字引を一目観ようと、球場に観客が殺到、所属した球団に対する経済効果は、グッズなども含めて相当な額となることだろう。
さて、全ての日本球団も気になる所属チームだが、現状では”オリックスバファローズ”が最有力だろう。
イチローの古巣でもあるオリックス。当時はオリックスブルーウェーブというチーム名だったが、その関係は未だに深い。
オリックスはこれまでも何度もイチローにラブコールを送り、入団を促しており、イチロー自身もオフ時の自主トレには必ず神戸を選んでおり、他球団と比べても深い関係を築き上げている。
また、メジャーリーグ公式が、オリックス入りする可能性を示唆していたという記事もあり、日本球界に復帰する際は本格的にオリックスに決まるかもしれない。
しかし、ここで待ったを掛けたいのが中日ドラゴンズ。
イチローの出身地は愛知県であり、名古屋に拠点を置く中日ドラゴンズとは縁がある。
また、中日ドラゴンズはここ最近の人気低迷が大きな課題となっており、以前にも松坂大輔獲得に本格的に動くなど、観客動員数をなんとか増やそうという動きを見せている。もしイチローが入団となれば、連日超満員のナゴヤドームとなることだろう。
メジャーリーグで18年間過ごしたという経験は、後輩選手にはこれ以上無いほどの刺激も与えてくれることだろう。
一度もマイナーリーグに落ちていないという驚異的な肉体ケアや打撃理論、走塁技術や守備の極意など、学ぶことは尽きることが無い。
日本球界復帰とあらば、中日ドラゴンズも全力で獲得に動くことだろう。
とはいえ、やはり最有力はオリックス。果たして、イチローが2018年に所属するのはどこになるのだろうか。
[ad#ad]イチローが日本球界に復帰した場合の年俸予想!
さて、それではイチローが日本球界に復帰した場合の年俸はいくらになるのだろうか。
2017年のマーリンズでの年俸はおよそ200万ドル。だが、メジャーリーグを18年間経験した日本人最高峰のトッププレイヤーに支払う金額としては妥当だとは思えない。
所属する球団にもよるだろうが、5億円~6億円+出来高という金額になる可能性が高い。
年齢も鑑みれば複数年契約は結ばれないかも知れないが、それでも日本人選手としてはトップレベルの金額で契約されることだろう。
先述したが、イチローが日本球団に所属すれば経済効果はかなり大きい。チケットの売り上げやグッズの収益、所属球団のある街の経済効果にも多大な影響を及ぼす。
所属球団のファンで無くとも、日本で最も知名度が高い野球選手であるあのイチローを、一目見ようと多くの観客が押し寄せてくるのは間違いない。
5億円を支払っても、充分過ぎるほどにメリットがあることだろう。
イチローが日本球界に復帰した場合の背番号
イチローが日本球界に復帰した場合に背負う背番号。
まずこれは間違いなく「51」でほぼ確定的だろう。オリックス時代から背負った背番号51は、シアトルマリナーズでも継続。
ニューヨークヤンキースに移籍した際にはイチロー自身が51番を辞退し31番を背負ったが、その後マイアミマーリンズに所属した際には再度51番を背負った。
シアトルマリナーズは、伝説的投手であるランディ・ジョンソンが背負い、そしてその後イチローが背負った51番を、イチローが現役をしたそのときに連名で永久欠番にする可能性が高いと伝えている。
それほどまでにイチロー=51というイメージが強いファンがほとんどであるため、もし万が一日本球界で51番以外を背負わせるようなことがあれば、批判は免れないだろう。
オリックス所属当時は、大した人気番号でもなかった51番だが、今や若手選手がこの「51」を恐れ多くて背負えないと言わしめるほどの名番号にまで育て上げたイチロー。それほどまでに、彼が残した功績は余りにも大きい。
後にも先にも、この番号が似合う日本人はイチローだけかもしれない。
まとめ
いかがだっただろうか。
あのレジェンド級のスター選手が、まさかの日本球界復帰という噂。1/18時点でもMLBでも移籍先が決まっていないことから、少しずつ現実味を帯びてきている。
既に報道各社がイチローの国内復帰を示唆しており、もしかしたら近いうちに所属する球団が判明するかもしれない。
現役を50歳まで続けたいという意向のイチローは、既に自主トレで来シーズンに向けて身体を仕上げている。現役引退という可能性はまずあり得ないだろう。
生涯打率3割を超え、アメリカで絵本の題材としても使われ、メジャーリーグでも一流と呼ばれた男が日本球界に復帰したとき、どれだけの記録を残してくれるのか。今から楽しみで仕方がない。