【プロ野球】誤審の多い審判やジェスチャーが面白い審判を紹介!

今回は、プロ野球で誤審の多い審判やジェスチャーが面白い審判を紹介していこう。

プロ野球に限らず、スポーツにおいて欠かせない存在である審判。

公正な目でジャッジし、時には冷酷とも思えてしまうようなシーンでも、適切な判定を下さなければいけない。

特に主審は、一球一球に集中し、すべての投球に対しストライクやボールの判定をしなければいけない。体力や集中力を要するポジションである。

さて、審判であれば厳格に、正しい判断をしなければいけない役であるが、審判とて人間。自分に合ったジェスチャーが独特だったり、誤った判定を下してしまうこともあるだろう。

今回は、そのなかでも特に誤審が多い審判、そして独特のジェスチャーで判定をしてしまう審判をピックアップしよう。

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誤審が多いプロ野球の審判

プロ野球の審判でも、時には間違った判定をしてしまうことはある。だが、それにしても酷い判定を下すことが多く、誤審が多いという不名誉な理由で有名になった審判員がいる。

名を”山路 哲生(やまじてつお)”という。

その名を一躍轟かせたのは、2017年4月19日にマツダスタジアムで行われた広島カープ対横浜DeNAベイスターズ戦だ。

当時、一塁塁審を務めていた山路。6回裏の広島・田中広輔選手への走塁判定がアウトと判定された。

また7回裏の2アウト2塁1塁と、広島にとって絶好のチャンスの場面で、小窪哲也選手への走塁判定がアウトと判定された。

※その当時の動画がこちら↓

誰がどうみても、セーフである。動画内でリプレイの検証もされているが、明らかに田中広輔選手、小窪哲也選手の方がボールよりも速く一塁に到達しているのが分かるだろう。

つまり、山路審判員はたった一試合で二度も誤審を行ったことになる。

しかもこの後、もちろん緒方監督は抗議したが即刻退場を告げられ、厳重注意と制裁金10万円を科せられた。だが山路審判員の誤審は不問に処され、誤審について問われると「ジャッジした通りです」と開き直りとも取れる態度と発言をしたのである。

これに広島カープサイドはファンも含め大爆発。SNSや動画サイトを通じてこの誤審は大きく広められ、今では「山路=誤審」というイメージが定着するほどになった。

 

山路審判員の誤審はこれに留まらず、2017年5月2日、ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズ戦。中日1点リードの9回表2死1、2塁の場面で、関根選手が右中間3塁打を打ち、二塁ランナーが生還。

一塁ランナーも生還を試みるが、バックホームが早く捕手・谷繁元信選手とランナーとでクロスプレイとなった。

明らかにランナーがホームベースに到達する前にタッチされているのだが、山路の判定はセーフ。結果的にこれが決勝点となって中日は敗戦となり、谷繁元信選手はプロ27年目にして初の退場処分となってしまった。

リプレイを確認しても明らかにアウトだが、判定が覆ることはなかった。しかも、抗議に出ようとした谷繁元信選手の手が山路審判員に触れてしまったが、それを「暴力行為」とみなし、即座に退場処分にしている。

なお、どちらの試合も(偶然だが)横浜DeNA側に有利になるような判定だったため、「横浜DeNAが山路審判員を買収している」という嫌な噂も広がってしまった。

一ヶ月も経たぬうちに、合計三度もの誤審をしてしまった山路審判員。これでは、誤審が多い審判とみなされても仕方がないのかもしれない。

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ジェスチャーが面白い審判

さて次に、判定をする際にジェスチャーが独特で面白い動きをする審判を紹介しよう。

敷田直人審判員

野球ファンにはおなじみかもしれない。「卍ポーズ」で一躍有名になったのが、「卍(まんじ)の敷田」こと敷田直人審判員である。

見逃し三振の判定を下すコ-ルをする際のポーズが「卍」に似ていることから、この異名がついた。

なぜこのようなポーズになったのか、本人曰く「1軍でデビューしたのが6年目で、それから数年は自分のスタイルを試行錯誤していた時期もありましたが、やがてしっくりくるスタイルが見つかって。それからは自宅や遠征先のホテルの鏡の前でシャドーコールをして型を作っていました」と語っている。

このポーズがネット上で話題となり、敷田審判員が見逃し三振をコールするたびに「卍!」と騒がれるようになった。

試合を現地やテレビで観戦した際に、一目で「敷田だ!」と分かるのは、実は凄いことかもしれない。

 

ちなみに一度、「卍」に変わる「ウサイン・ボルトポーズ」を披露したこともあったが、これに対しネットは冷たく、「限度があるだろう」、「ふざけるな」という声が多数上がり、結局この後はほとんどやらなくなってしまった。

白井一行審判員

白井一行審判員のトレードマークといえば、もはや奇声とすら称される「コール」だろう。

普通の審判であれば、ストライクの判定時には「ストライ~ク!」としっかり宣言するが、白井審判員の場合は「アアアアイイイッッッ!」としか聞こえないようなコールを叫ぶ。

しかもその声は甲高く、満員の観客が入った広い球場でも地声だけで響き渡るほどである。

ざわめいている球場内でも、しっかりその声が聴こえるほどにコールが響き渡っている。だが、どうしても「ストライク」には聴こえない。

 

ちなみに、白井は誤審も多い審判であり、「退場を宣告した回数は(審判員の中で)1、2を争うかもしれません」と自ら語るほど、抗議にきた監督を軒並み退場処分にしている。

なので、その独特なコールからファンも多いが、理不尽にも思える退場処分や誤審後に開き直ったような態度を取る事から嫌っている野球ファンも多いようだ。

まとめ

いかがだっただろうか。

今回、誤審が多い審判として山路審判員を紹介したが、彼も決してわざと誤審をしている訳ではないということは、ご理解いただきたい。

ただでさえリプレイやスロー再生が広まった今現在、わざと誤審をしていたとしたら、すぐさま審判を解雇される可能性もあるだろう。

また、ジェスチャーが面白い審判の代表として紹介した敷田審判員や白井審判員は、多くの試合で主審を担当しているので、ふとプロ野球中継を目にした際には審判員にも注目すると、すぐに分かるかもしれない。

選手に注目が集まるプロ野球だが、時には審判に着目してみても面白いかもしれない。

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