今回は、高校野球秋季大会2017東京予選の優勝予想&注目高校を紹介していこう。

高校野球において、3年生は夏の大会が終了したと同時に引退ということになる。

これまで野球に注いできた情熱を今度は受験勉強にぶつける者、後輩の練習を手伝う者、はたまた普通の学生生活を謳歌する者など、過ごし方は様々だが、ともあれ、2年半に及ぶ辛く苦しい高校野球生活は、これにて幕を閉じることになる。

さて、3年生が引退となると、ついに2年生、1年生が表舞台に立てるようになる。

そのデビューの舞台こそ、秋季大会だ。特に東京大会では、優勝すれば春のセンバツの切符が手に入る、大切な位置づけでもある大会となっている。

既に8月26日には秋季大会一次予選の抽選が行われ、秋の大会に向けて各校が着々と準備を始めている。

2年生、1年生の大切なデビュー戦でもある秋季大会。

まずは東京予選一次予選での抽選結果と開幕日をみていこう。

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≪高校野球秋季大会2017≫東京都一次予選出場校一覧&開幕日を紹介!

秋季東京都大会の一次予選は9月9日に開幕する。この一次予選は24ブロックに分かれており、それぞれのブロックで勝ち抜いたチームのみ、本大会へと進出できるようになっている。

 第1ブロック

高校 結果 高校
 総合工科 翔陽
新宿 府中東
淑徳 豊南
中大付 筑波大駒場

第2ブロック

高校 結果 高校
駒大高 青山
桐朋 桜修館
大島海洋国際・三鷹中等 文教大付
国際基督教大高 京華商

第3ブロック

高校 結果 高校
明大中野 葛飾商
神代・農業 攻玉社
日大三 正則
豊多摩 明法

第4ブロック

高校 結果 高校
足立新田 目黒
保谷 松が谷
安田学園 駒場
かえつ有明・科学技術 帝京

第5ブロック

高校 結果 高校
淑徳巣鴨 練馬
篠崎 巣鴨
東海大菅生 二松学舎大附
町田工 東村山

第6ブロック

高校 結果 高校
東大和南 日体大荏原
城東 赤羽商
城北 啓明学園
高島 武蔵野北

第7ブロック

高校 結果 高校
國學院久我山
杉並 成瀬
福生 日大二
昭和鉄道 武蔵丘

第8ブロック

高校 結果 高校
創価 広尾学園
東亜学園 南多摩中等
都市大等々力 深沢・府中
雪谷 大島

第9ブロック

高校 結果 高校
國學院 田無工
電機大高 大崎
小岩 法政大高
小平 日野
大東学園 岩倉
八王子実践 板橋

第10ブロック

高校 結果 高校
東京 四商
成城学園 千歳丘
明星 日工大駒場
帝京八王子 西
駒込 立教池袋
聖パウロ学園 大東大一

第11ブロック

高校 結果 高校
羽村 小川
大田桜台 佼成学園
穎明館 多摩大目黒
駒場学園 桐ヶ丘・三商・農産・八丈
開成 桜丘
錦城学園

第12ブロック

高校 結果 高校
三田 学芸大付
石神井 国際・学芸大国際
足立工(墨田工派遣) 北豊島工
専大付 広尾
文京 日大鶴ヶ丘
早稲田実業 小山台

第13ブロック

高校 結果 高校
足立西 府中西
東京実 高輪
明学東村山 関東一
芝浦工大附 大森学園
日本橋 青稜
南平 紅葉川

第14ブロック

高校 結果 高校
日野台 豊島学院
大成 青梅総合
国立 明大明治
大森 清瀬
鷲宮 久留米西
上野学園 両国

第15ブロック

高校 結果 高校
九段中等 正則学園
駿台学園 つばさ総合
成立学園 八王子桑志
立川国際 東村山西
海城 拝島
片倉 玉川学園

第16ブロック

高校 結果 高校
東洋 永山
東京成徳大高 練馬工
錦城 荒川商
順天 日大豊山
狛江 五日市・瑞穂農芸・明星学園
府中工 小平南

第17ブロック

高校 結果 高校
上水 明大中野八王子
獨協 青山学院
目黒学院 実践学園
多摩大聖ヶ丘 日大櫻丘
日大一 杉並工
世田谷学園 足立学園

第18ブロック

高校 結果 高校
拓大一 小松川
昭和 田無
自由ヶ丘学園 筑波大付
城西大城西 朋優学院
調布南 ①の勝者
①東 ①八王子

第19ブロック

高校 結果 高校
大泉 葛西工
学習院 帝京大高・松原・芦花
八王子北 墨田工
大山・蒲田・六郷工科 成蹊
多摩 ②の勝者
②東海大高輪台 武蔵村山

第20ブロック

高校 結果 高校
農大一 昭和一学園
 (都)武蔵 日本ウェルネス
成城 (私)武蔵
修徳 渋谷教育渋谷
深川 ③の勝者
③郁文館 ③日本学園

第21ブロック

高校 結果 高校
本郷 国士舘
富士森 五商
立志舎 秋留台
山崎・和光 東京高専
足立東(城東派遣) ④の勝者
④松蔭 ④共栄学園

第22ブロック

高校 結果 高校
立正大立正 田園調布
荒川工 王子総合
葛飾野 調布北
都市大高 京華
堀越 ⑤の勝者
⑤葛西南・南葛飾 ⑤国分寺

第23ブロック

高校 結果 高校
淵江 江戸川
戸山 町田
小平西 光丘
桜町 桜美林
多摩工 ⑥の勝者
⑥目白研心 ⑥工学院大付

第24ブロック

高校 結果 高校
日比谷 昭和一
聖徳学園 東大和
中野工 早稲田
富士 聖学院
早大学院 ⑦の勝者
⑦立川 ⑦中大杉並

 

この中から勝ち抜いた24チームは、10月10日から始まる本大会へと進み、トーナメント戦を行う。

優勝チームは春のセンバツに出場する権利を得るほか、各地区の代表が集う神宮大会へと駒を進めることができる。

この一次予選で注目すべきはやはり、東海大菅生-二松学舎大附だろう。今夏の東西の東京代表が、早くもこの秋季大会で対戦する。これは高校野球ファンには要注目だろう。

たかが一次予選では無い。本戦に出場するためには、この厳しい一次予選を勝ち抜かなければいけないのだ。

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≪高校野球秋季大会2017≫注目高校と注目選手をピックアップ!

さて、それでは次に、世代が交代するこの秋季大会で注目すべき高校、そしてニューヒーローとして期待できる注目選手をピックアップしていこう。

注目高校①~東海大菅生~

今年の夏の甲子園にも出場した東海大菅生。そのベンチ入りメンバーである戸田 懐生、田中 幹也、片山 昴星が秋季大会でも残っている。

甲子園という大舞台を経験しているのは、この秋季大会でもかなり大きい部分では無いだろうか。

ただし、相手は強豪・二松学舎大附。しかも敗れたチームは、春も1次予選から戦わなければいけない。この秋季大会の結果によっては、来年の夏のシード争いにも影響しかねないという、言葉以上に重みのある試合となっている。

注目高校②~帝京高校~

名門中の名門である帝京。近年の夏は甲子園から遠ざかってはいるが、今年はメンバーの充実ぶりから見ても、注目したい高校である。

U-15にも選出された実績を持つエース候補・松澤 海渡や、1年生ながら二塁手としてレギュラーを獲得している遠藤 十壮琉など、既に来年の夏で期待できる選手が多い。

夏への復活を賭け、まずはこの秋季大会でいかに勝ち抜いて行けるのかに注目だ。

注目選手・・・野村 大樹(早稲田実業)

2年生ながら、清宮を押しのけ4番の座に座っていたのが、この野村である。攻撃的なバッティング、そして無類の勝負強さを誇る。ライナー性の低い弾道から真っ直ぐスタンドへと突き刺す打撃力は、他校から見ればかなりの脅威だろう。

守備力、肩力も申し分なく、総合的に見てもバランスが取れている。やや我の強さはあるものの、チームの勝利に貢献するバッティングができれば、都大会も勝ち抜いていけるだろう。

注目選手・・・片山 昴星(東海大菅生)

今年の夏、2年生ながら4番を務め、打率5割、本塁打も放つなど、素晴らしい活躍を魅せた片山。コンパクトを心掛けているというバッティングだが、一度バットに当たればどこまでも飛んでいくような印象だ。

そんな甲子園経験選手が、秋季大会でも残っているというのはチームにとっても大きなプラス要素だろう。

178cm、76キロという恵まれた体格を持ち、左右広角に長打を打つことができる器用さも併せ持っている。既に来年のドラフト候補として名を挙げるほどの超注目選手だ。

≪高校野球秋季大会2017≫優勝校を予想!

まずはここ5年の歴代優勝高校、準優勝高校を見てみよう。

年度 優勝 準優勝
28年度 早稲田実業 日大三
27年度 関東一 二松学舎大附
26年度 東海大菅生 二松学舎大附
25年度 関東一 二松学舎大附
24年度 安田学園 早稲田実業

やはり早稲田実業、日大三、関東一、二松学舎大附、東海大菅生がおよその大会を占めている。強力なダークホースの存在が現れない限り今大会も優勝争いを繰り広げるだろう。

この5チームは今年もチーム力は充分だが、一次予選の時点で少なくとも東海大菅生、二松学舎大附のどちらかが敗退するというのが、なんとも惜しいところだ。

 

さて、それでは個人的な優勝予想だが、一次予選の時点で激戦区にある”早稲田実業”と予想する。

初戦では都立の強豪・都立小山台との対戦。次に待ち受けるは日大鶴ヶ丘都立文京の勝者。特に日大鶴ヶ丘は、近年力をつけているチームでもある。

しかし逆にいえば、一次予選でこの強豪達を勝ち抜いていくことができれば、本戦でも悠々と勝ち抜いていくことができるだろう。

また、エース・雪山 幹太が残っているのも大きい。打たせて取るリズム感のあるピッチングは、打撃にもリズムを作る。その流れに野村大樹が乗ることができれば、昨年の神宮大会のような乱打戦でも勝ち抜けることだろう。

まとめ

いかがだっただろうか。

未だ夏の興奮冷めやらぬなか、今度は秋季大会が始まる。高校野球ファンはまだまだ楽しむ時間があることに喜びを感じていることだろう。

2年生が主体となる秋季大会ではあるが、この結果が春の予選、ひいては夏の予選まで影響する大切な大会だ。

これまで3年生の影に隠れていた選手も、新たな甲子園のスター候補として出てくることだろう。

一次予選は9月9日。もうまもなく開幕する。新しい世代の幕開けを、是非とも見守ってほしい。