今回は、高校野球秋季大会2017の九州大会優勝候補を予想していこうと思う。

10月21日に、宮崎県にて開催が予定されていた高校野球秋季九州大会だが、台風の影響により23日以降へと順延となった。

 

九州大会は他地方に比べ参加校数が多く、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島、沖縄から2校ずつ、宮崎からは4校ものチームが参加し、合計18チームで争うことになる。

もちろん、各県の厳しい試合を勝ち抜いてきたチーム同士。九州大会は更に厳しい戦いを強いられるだろう。

さて、センバツの切符も懸かった九州大会。この激戦を最後まで制するのはどのチームになるのか。

さっそく、優勝予想をみていこう。

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高校野球秋季九州大会出場チーム紹介

【福岡】

①・・・東筑   ②・・・筑陽学園

【佐賀】

①・・・佐賀学園 ②・・・伊万里

【長崎】

①・・・創成館  ②・・・長崎商

【熊本】

①・・・文徳   ②・・・九州学院

【大分】

①・・・明豊   ②・・・鶴崎工

【宮崎】

①・・・延岡学園 ②・・・富島  ③・・・宮崎日大  ④・・・都城東

【鹿児島】

①・・・神村学園 ②・・・鹿児島実業

【沖縄】

①・・・沖縄尚学 ②・・・興南

 

以上、総勢18チームが宮崎県のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎・SOKKENスタジアムで九州大会を繰り広げる。

高校野球秋季九州大会注目チーム

福岡代表・東筑

今年の夏、福岡大会を制し見事甲子園に出場した東筑が秋季福岡大会も優勝。エース・石田旭昇という頼もしい存在もいるが、秋季福岡大会決勝の筑陽学園戦では、内野手も兼任する林大毅が公式戦初先発し、1失点、152球で完投。これは東筑にとって嬉しい誤算かもしれない。

公立校ながら夏の甲子園、そして秋季福岡大会も制した東筑。九州大会では2枚看板で戦っていく。

佐賀代表・伊万里

こちらも県立高校ながら九州大会へと出場を決めた。九州大会への出場は実に135季ぶりという伊万里は、佐賀大会決勝は佐賀学園に8-2で破れたものの、準決勝の多久戦では先発・山口修が2安打1失点(自責点0)で完投。県立制でも充分に戦えることをアピールしたいと語る犬塚晃海主将の言葉通り、九州大会でも県立としての意地をみせてくれるだろう。

長崎代表・創成館

6季ぶり5回目の優勝を果たした創成館。決勝の長崎商戦では両者ヒット10本、4-3という接戦だったが、七俵,伊藤,戸田という継投と、エラー0という守りの堅さで凌ぎ切った。

投手力と機動力を武器とする創成館は、九州大会では宮崎代表・都城東と熊本代表・九州学院の勝者と戦うことになる。

熊本代表・九州学院

今年の夏を賑わせた秀岳館に、9回裏に4得点を奪い11-10で逆転勝利した九州学院。決勝では2-0で文徳に破れたものの、秀岳館に競り勝ったという自信は九州大会でも活きてくるだろう。

準々決勝では本塁打も2本飛び出すなど、1イニングに固め打ちで得点を奪うスタイル。一挙に大量得点を取り、しっかりリードを保つことができるかが勝利の鍵となるだろう。

決勝の文徳戦では打線が沈黙し、完封負け。これを九州大会でどう立て直してくるか。

大分代表・明豊

夏の甲子園でもベスト8に輝いており、3季連続12回目の秋季大分大会優勝を飾った明豊。

決勝の鶴崎工を4―2で下し、「甲子園につながる大会で優勝するのがまず目標だったので、勝てて良かった」と語る管大和主将は、8月の甲子園でも2年生ながら背番号8番でスタメン入りした経験を持つ。

甲子園を知るからこそ、目標はやはり春のセンバツ出場。強豪・明豊は、九州大会でも注目だ。

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宮崎代表・延岡学園

2013年の夏の甲子園で準優勝したことも記憶に新しい延岡学園が、3年ぶりとなる九州大会出場を決めた。

秋季宮崎大会では6試合で60得点。チーム打率.423。全試合の得点も8点以上&2桁安打。本塁打6本と、打力には凄まじいものを持っている。

投手陣がやや不安定だが、その分打ち勝つ野球で宮崎大会を制してきた。この打力を九州大会でも充分に発揮できるかどうかが、勝ち抜いていく鍵となるだろう。

鹿児島代表・神村学園

延長15回の激闘の末、神村学園が鹿児島実業を破り2季連続11回目の優勝を飾った。

神村学園は、九州大会をどうしても勝ち上がりたい理由がある。今年の夏の甲子園では大分代表・明豊相手に3点リードで迎えた十二回裏、追いつかれた末に押し出しでサヨナラ負けを喫した。

「夏の甲子園での悔しい思いは、選抜で返すしかない」。まずは九州大会で勝ち上がることで、明豊にリベンジを果たしたいところだ。

沖縄代表・興南

昨秋から3季連続の九州大会出場を果たしている興南。決勝では沖縄尚学に4-1で破れたものの、1年生左腕の宮城の存在はやはり九州大会でも脅威だろう。

投手陣が充実しており、宮城の他にも藤木、仲松、又吉といったリリーフに回れる投手が後ろに控えている。

秋季沖縄大会では6試合で得点23、失点7。守り勝つ野球を徹底してきた。この堅実な野球を、九州大会でも披露することができるか。

高校野球秋季九州大会2017優勝予想・候補

福岡代表・東筑

公立校の星である、福岡代表・東筑には注目したい。準決勝で4本塁打を含む16安打10得点の筑陽学園相手に、9回1アウトまで得点を許さなかった強さは、九州大会でも充分に勝ち抜いていける力を持っていることだろう。

また、先述した通り、2枚看板という点も大きい。他チームも複数投手を用意しているだろうが、完投できるエースタイプの投手である石田、林という存在は、短期決戦の高校野球においてはかなり優位に立つことができるだろう。

また、秋季福岡大会の準々決勝以降はすべて2桁安打という打力もある。投打がしっかり噛み合えば、すんなり九州大会を制してしまう可能性すら感じさせてくれるチームである。

大分代表・明豊

やはり名門として、センバツに出場したいという意味においても九州大会を制しておきたいのは明豊だろう。

九州大会初戦は鹿児島実業という好カードだが、まずこの第一戦を勝ち抜くことができれば、優勝はグッと近づいてくる。

夏の甲子園ベスト8を経験した管大和主将は、50メートル5秒8の俊足。粘り勝つ野球で、大分大会も勝ち抜いてきている。

現在のところ、突出したスター選手はいないが、やはり選手達の総合力という面では九州大会でも抜きん出ている印象を持つ。

鹿児島実業戦を勝ち上がれば次は延岡学園か筑陽学園。厳しいブロックではあるが、センバツ出場を目指すチーム。まずは九州大会を勝ち抜き、来春のセンバツへの足掛かりを作りたいところだろう。

九州大会歴代優勝高校

それでは最後に、九州大会の過去10年間の優勝高校を見ておこう。

開催年 優勝高校 準優勝高校
2007 明豊(大分) 沖縄尚学(沖縄)
 2008 清峰(長崎) 神村学園(鹿児島)
2009 嘉手納(沖縄) 宮崎工(宮崎)
2010 鹿児島実(鹿児島) 九州国際大付(福岡)
2011 神村学園(鹿児島) 九州学院(熊本)
2012 沖縄尚学(沖縄) 済々黌(熊本)
2013 沖縄尚学(沖縄) 美里工(沖縄)
2014 九州学院(熊本) 糸満(沖縄)
2015 秀岳館(熊本) 海星(長崎)
2016 福岡大大濠(福岡) 東海大福岡(福岡)

まとめ

いかがだっただろうか。

台風の影響により順延となった九州大会だが、それでも選手達のモチベーションは変わっていないことだろう。

今回は宮崎県が開催地という理由もあってか、宮崎県勢は合計4チームの出場となる。ホームという舞台で、宮崎県勢が躍動できるかどうかも、注目したいところだ。

23日に開幕予定の九州大会。まずは初戦、どのチームが生き残るのか、注目したい。