秋季明治神宮大会2017の優勝予想・候補を紹介!歴代優勝校も!

今回は、秋季神宮大会2017の優勝予想・候補の紹介、そして歴代の優勝校も紹介していこう。

11月10日に開幕し、熱戦が続いている秋季神宮大会。

秋季大会ではあるが、どの高校も気合は充分。なぜならば、この明治神宮大会優勝高校には「明治神宮枠」が与えられるからだ。

秋季県大会でセンバツ当落線上にいたチームにとって、センバツの出場権が確実に手に入れられる明治神宮枠はとてつもなく大きな意味を持つ。

来春のセンバツ大会は90回記念大会となるため、出場枠は36校に広がってはいるが、”枠を拡大”させてくれるというからには、優勝は果たしておきたいところ。

さて、その”明治神宮枠”を手に入れられる、明治神宮大会2017優勝候補はどこになるのか。予想してみた。

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秋季明治神宮大会2017の出場校

秋季明治神宮大会2017に出場していたのは、以下の10校。

・大阪桐蔭

・駒大苫小牧

・聖光学院

・おかやま山陽

・創成館

・日本航空石川

・日大三

・静岡高

・明徳義塾

・中央学院

 

この合計10チームが明治神宮大会を戦っていくのだが、既に数試合が終了しており、残ったのは大阪桐蔭、創成館、静岡、明徳義塾の4チーム。

この中の一校が、明治神宮大会優勝、そして明治神宮枠を手に入れることができる。

果たしてこのなかで、来期のセンバツの結果を占う明治神宮大会を制するのはどこになるのか。

秋季明治神宮大会2017の優勝予想・候補!

大阪桐蔭

やはり優勝候補筆頭は大阪桐蔭になるだろう。

夏の甲子園でも登板経験のある最速147キロの右腕・柿木、190センチ長身から投げ下ろす左腕・横川の左右体制に加え、ショートで4番の根尾も最速148キロのストレートを持ち、二刀流としてマウンドに上がる。

打線は、今年の夏の仙台育英戦で涙を飲んだ中川が主将・3番として立ち、1番藤原、4番根尾、5番山田健がチームを引っ張っている。特に根尾は、この秋の公式戦だけでも5本の本塁打を放っており、怪物が更にスケールアップを果たしている。

近畿大会でも、2年ぶりの近畿制覇。決勝では根尾のホームランと柿木の7安打完封という内容で、強敵・智弁和歌山を1-0で破り、完封勝利。

明治神宮大会初戦は駒大苫小牧と対戦。

2005年夏の甲子園で準決勝で対戦して以来の対戦。当時は6-5で延長の末に敗れていた。西谷監督は当時「隙あらば次の塁を狙う走塁と、たたみかけてくる雰囲気。これだと思った」とコメントを残しており、この後に大阪桐蔭が掲げる「足と声」というモットーが出来上がるきっかけの試合ともなっている。

そのリベンジとして戦った明治神宮大会初戦では4-2で勝利。この後の試合に良い勢いをつける試合となったことだろう。

唯一の不安要素としてみれば、大阪桐蔭が明治神宮大会優勝経験が一度も無いということ

恐らくだが、大阪桐蔭ほどの強豪であれば近畿大会の時点でセンバツはほぼ当確しているということもあり、明治神宮大会では多くの選手や戦術を公式戦で試す場として見ているのではないかと推測される。

決して手を抜いている、という訳ではない。「より現在のチームを強く、勝てるチームにするか」は、やはり強豪のチームと戦うことで身についてくる部分も大きい。

西谷監督はそういった部分も見越した上で、明治神宮大会を戦っているのではないだろうか。

 

準決勝では創成館。決勝では静岡か明徳義塾のどちらかと戦うことになる。

来春に向けて更にスケールアップを果たした根尾と、チームのエースとして飛躍していきたい柿木。この2名が、勝負の鍵となってくるだろう。

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秋季明治神宮大会歴代優勝高校

それでは、秋季明治神宮大会の歴代優勝高校を紹介していこう。

※1~3回大会は未開催。

回数 年度 優勝校 準優勝校
4 1973 若 狭 平 安
5 1974 福井商  日大山形
6 1975 徳島商 静岡自動車工
7 1976 早 実 大 田
8 1977 東 北 高知商
9 1978 柳川商 市立神港
10 1979 東海大三 鳴 門
11 1980 星 稜 早 実
12 1981 明 徳 大 府
13 1982 東 北 尽誠学園
14 1983 岩 倉 京都商
15 1984 国学院久我山 松商学園
16 1985 松商学園 帝 京
17 1986 帝 京 愛 知
18 1987 堀 越 明 石
19 1988 (昭和天皇崩御のため中止) (昭和天皇崩御のため中止)
20 1989 東 北 帝 京
21 1990 国士舘 木 本
22 1991 星 稜 帝 京
23 1992 世田谷学園 東海大相模
24 1993 東 北 拓大一
25 1994 創 価 星 稜
26 1995 帝 京 福井商
27 1996 上 宮 春日部共栄
28 1997 横 浜 沖縄水産
29 1998 日南学園 日大三
30 1999 四日市工 敦賀気比
31 2000 東福岡 尽誠学園
32 2001 報徳学園 関 西
33 2002 中 京 延岡学園
34 2003 愛工大名電 大阪桐蔭
35 2004 柳ケ浦 愛工大名電
36 2005  駒大苫小牧 関 西
37 2006 高 知 報徳学園
38 2007 常葉学園菊川 横 浜
39 2008 慶 応 天 理
40 2009 大垣日大 東海大相模
41 2010 日大三 鹿児島実
42 2011 光星学院 愛工大名電
43 2012 仙台育英 関 西
44 2013 沖縄尚学 日本文理
45 2014 仙台育英 浦和学院
46 2015 高松商 敦賀気比
47 2016 履正社 早 実

まとめ

いかがだっただろうか。

来年のセンバツの前哨戦ともいえる、秋季明治神宮大会。翌年のセンバツを盛り上げてくれること間違いなしのチームばかりが出場するため、楽しみにしている高校野球ファンも多いのではないだろうか。

果たして今回優勝を飾るのは、初優勝となる大阪桐蔭か。はたまた別の高校か。

今回優勝を予想させて頂いたのはスターの揃う大阪桐蔭だが、高校野球はなにが起きるのかは分からない。

最後まで、この神宮で行われる熱戦を見守ってほしいところである。

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