日本一を飾り、喜びに沸く日本ハムファイターズ。華やかなパレードや優勝旅行もあるなかで、一人、もがき苦しんでいる選手がいる。
投手・斎藤佑樹である。
2006年に、早稲田実業のエースとして甲子園初優勝。爽やかなルックスに、ハンカチで汗を拭う姿が印象的で、「佑ちゃんフィーバー」と騒がれるほどの人気選手だった。
早稲田大学でも実力を発揮し、輝かしい記録を残し、ドラフト会議では1順目指名の競合。これ以上ない野球人生を謳歌していた斎藤。

しかし、プロ入団から彼のイメージは一変してしまったのだった。

スポンサーリンク

斎藤祐樹の引退や移籍の可能性は?

まことしやかに囁かれている、斎藤の引退や移籍の可能性。

6年目のシーズンを終え、通算14勝。かつて、あの夏の死闘を繰り広げた田中将大がワンシーズンで作り上げた24勝と比べるのはさすがに酷だろうか。それにしても、あの輝きを持っていた選手としては正直、かなり物足りない成績である。
右肩痛の怪我にも見舞われ、成績を落とし続ける斎藤。さすがにそろそろ解雇通告の足音も近づいているのではないだろうか。

しかしどうやら、日本ハムはまだ、斎藤を見捨ててはいないようだ。
今年のオフ、斎藤は背番号の変更を球団に申し出た。これまでの背番号は「18」。この番号はプロ野球では紛れも無くエースナンバーという扱いである。

これまでも桑田や田中将大、マエケン、三浦大輔など、まさしくエースと呼ばれる選手が身に着けてきた。

この重みに耐えかねた斎藤は、背番号の変更を申し出たのだが、代わりに日本ハムが斎藤に提示した背番号はなんと「1」。

巨人に移籍した外野手・陽岱鋼が、今年まで着けていた背番号だった。
背番号1は高校野球でののエースナンバーである。どうやら、「この背番号であの頃の輝きを取り戻せ」ということらしい。

現在の斎藤に対する評価

先ほどのことから、どうやら斎藤はまだ、評価は地の底までは落ちていないようだ。
栗山監督も、斎藤を擁護するようなコメントをたびたび残している。

そしてなにより、斎藤を評価している、というよりは評価したいのは、我々野球ファンではないだろうか。
学生時代からビッグマウスを披露し、その割にはプロでの成績は振るわず、2軍でメッタ打ちを食らうことも少なくない。普通の選手であるならば、とっくに顔を忘れられているか、ひっそりと引退していくレベルの選手だろう。

しかし、どうしても期待してしまうのだ。甲子園で熱闘した、あの頃の斎藤 佑樹というピッチャーを。
球団としても、その復活劇を遂げた時の経済効果も期待して、未だにチームに残しているのだろう。

未だに彼が、試合に勝っても負けても話題を独占する話題性を持っているのも、残っている一因だろう。

実際、斎藤の登板する試合は普段より観客動員がいいらしい。やはり観客もみんな、「もしかして」を求めて、彼を見続けているのだ。
この期待感は、他の選手からは到底感じることができない。

そういう意味では、やはり彼は「持ってる男」ではないだろうか。
願わくば、そろそろビッグマウスに相応しい成績を残してくれるといいのだが・・・。

しかし崖っぷちには変わりない。大谷翔平という野球界のヒーローとも呼べるような選手が、現在の日本ハムにはいる。
日本ハムの話題には事欠かないことだろう。ファンの目もそちらに向いてしまっている。
他の斎藤より若手の選手も、次々と台頭してきている。来年が、本当に正念場だろう。

斎藤自身ももちろん自覚はしているだろうが、「来年が最後」という気持ちで、もう一度、あの甲子園夏の決勝、延長再試合を制したときのように、羽ばたいてほしい。あの背番号1を携えて。

スポンサーリンク

斎藤佑樹の来年の年俸

気になるのは斎藤の年俸。まず今年の年俸は”推定2000万円”。
これは成績と見比べると、かなり貰っている・・・。なにせ今年の1軍成績は0勝。どう考えても貰いすぎだろう。

そもそも斎藤の年俸は、かなり評価が易しいのだ。
2年目には、1年目の1500万円から倍額の3000万円。三年目には3500万円。そこから成績を落としても、百万円単位の減額ばかりだ。

登板する日にはグッズや観客の入りが増えるというのも関係しているのだろうが、一気に数千万の減額も有り得るプロ野球界では、かなりの優遇だ。

どうか、再来年にはゼロになっていないことを願うばかりだ・・・。

関連記事