【少年野球】親・保護者同士のトラブルや人間関係は大変で疲れる

今回は、少年野球においての親・保護者同士のトラブルや人間関係は大変で疲れる・・・といった意見を紹介していこう。

ある日突然、自分の子供が「野球をやりたい!」と言ったとしたら、できうる限り協力してあげたいと思うのが、親の心情だろう。

野球は、身体だけではなく心も成長させてくれるスポーツだ。礼儀や上下関係、監督を尊敬する心、相手を敬う心を養うことができ、身も心も一回り大きくしてくれることだろう。

だがしかし、特に「少年野球」というジャンルの場合、面倒ごとが多いというのも事実だ。しかもその面倒ごととは、選手よりも親や保護者に降りかかってくることが多い。

決められる役割や決め事、選手の送迎ということもそうだが、親同士のグループ抗争、自分の子供がメンバーに選ばれたときに降りかかる妬みや嫉みなどで、人間関係のトラブルに巻き込まれることも多くあるのだという。

事実、インターネット上でこういったことについて調べてみると、かなりトラブルに巻き込まれている人や不満を抱いている人は数多くいる。

それでは、実際に起こっている事例も参考に、どのようなトラブルや面倒ごとが起こりえるのかを見ていこう。

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親・保護者同士のトラブルや人間関係の事例

保護者会のリーダー格と対立し、孤立

子供が所属している野球チームの保護者会で、リーダー格の方と言い合いになってしまった。周囲にも相談していたが、相談していた人達もリーダー格の味方に回ってしまい、少しずつ孤立状態に。

それだけならまだしも、あること無いことで保護者会一同から責め立てられ、とてもじゃ無いがこれ以上チームに関わる気になれない・・・。

どんなに忙しくても、チームのサポートを強制される

両親が共働きの家庭で、月曜日から土曜日まで仕事に追われてしまう日々を送っており、貴重な休日は日曜のみ。

その他にも、母親は夕飯の支度や家族の介護など、多忙を極めている。にも関わらず、日曜は練習から練習試合、公式戦、イベント事に参加することを強制される。

自分の事情を話しても「他の親だって忙しいのに参加している」とか、「チームを支えるのは親の義務だ」と聞き入れてくれない。

親・保護者次第で、メンバーが左右されてしまう

毎試合観戦に来ている親の子供のほうが、なかなか親・保護者が足を運べない子供よりもメンバーに選ばれやすくなってしまう。

また、毎試合観戦に来ている親は監督への発言権も強く、ひどい場合には親の一声でメンバーチェンジがされてしまう。

実力がある子、努力をしている子こそメンバーに選ばれるべきはずなのに、息子よりも実力不足な子が毎回スタメンで、「どうして僕は試合に出られないんだろう・・・」と悩んでしまっている。

完璧実力主義にしてくれとは言わないが、親や保護者の出席率次第でメンバーが決まっているのはどうなのか・・・。

 

簡単に紹介させてもらったが、それでもこれだけ不満を抱えている人がいる。

私も中学生で軟式野球をやっていたが、ほとんど試合には出られなかった。そのときには何の疑問も持たず、ただ自分の実力が足りていないのだと思っていたが、引退した翌日、母に「もう少し試合を観に行けたら、あんたも試合に出られたのにね、本当にごめんね」と謝られ、そこで初めて、多くのことを理解した。

結論からいえば、毎試合観戦に来ている子供だけが優遇されスタメンになっていた。

今考えてもバカらしい理由だとは思うが、事実、親の出席率でスタメンが左右される状況というのは、本当にある話なのだ。

他にも、「大きい車を持っているから、毎週土日は子供達の送迎をお願いします」と押し付けられ、どんな用事があったとしても参加を強制させられるといった人や、逆に「まったくチームに関わろうとせず、一度も顔を見せたことがない親がいて困っている」という意見も見受けられた。

これは野球に限った話ではない。少年スポーツにおいて、こういった親同士のトラブルや人間関係問題というのは、どこでも起こりえる事柄である。

しかし、特に野球の場合にはこういった”伝統”やら”規律”を重んじようとする習性がある。

歴史あるチームであればあるほど、こういった面倒ごとも多く、”野球をやりたがっていたからやらせてあげた”というだけの話が、自分自身が大きなストレスや悩みを抱えてしまい、日常生活にまで支障をきたしてしまう。

自分の子供に野球をさせてあげる場合、こういったリスクがあるということも、理解していただきたい。

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自分の子供の意見を尊重してあげてほしい

さて、ここまで、多々ある親同士のトラブルを紹介させていただいた。これを読んで、「面倒ごとは嫌だ」と思うことは当然であり、誰だって避けられるのであれば避けて通りたい道である。親である前に一人の人間なのだ。

しかし、それでも「面倒ごとは避けたいから、野球はさせない」ということにはしてほしくは無い。

確かに、親同士のトラブルは面倒であり、自分の貴重な休日だって無くなってしまうかもしれない。

だが、先述したとおり、野球は身体だけでなく、心も成長させてくれるスポーツだ。

野球を通じて「仲間と協力して成し遂げること」の大切さを理解することで、たとえこの先野球を辞めたとしても、それは大きな財産に変わる。

きっと、ふと目を離した隙に一回りも二回りも成長した姿を見せてくれることだろう。

だからこそ、自分の子供が「野球をやりたい」と言ってきたときには、その意見を尊重してあげてほしい。

まとめ

いかがだっただろうか。

確かに、面倒ごとはつきまとうし、人間関係が苦手な人だって多くいることだろう。

しかし、同じような悩みを抱えている人も多く、その気持ちはどこかで共感できる人がいるはずだ。

決して、子供の為に自分を全て犠牲にする必要はない。疲れてしまうときは疲れるし、なんとなくイヤになってしまう人もいるだろう。我慢できないほどの問題を抱えてしまう人もいると思う。

もしもそういったときには、「野球を辞めさせる」のではなく、「チームを変える」という手段もあるということを、覚えていてほしい。

イヤなら逃げたって良いのだ。

今回のこの記事を読んで、少しでも心が軽くなってくれたのであれば、幸いである。

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