今回は、日本ハムファイターズ春季キャンプ2018の日程や場所(会場)を紹介していこう。
2017年のシーズンは5位と低迷した日本ハムファイターズ。
再起をかけ、2018シーズン開幕に向けて春季キャンプを敢行する。
大谷翔平がMLBに挑戦することから、大きな戦力を失うことにはなるが、”怪物”清宮幸太郎というNPB全体が注目する超大型ルーキーを獲得し、2018年のシーズンに期待するファンも多いことだろう。
選手にとって首脳陣にアピールする最後のチャンスともなる春季キャンプは、注目度も高い。
それではさっそく、2018の春季キャンプについて詳しくみていこう。
日本ハムファイターズ春季キャンプ2018の日程
日本ハムから正式な発表は公開されていないが、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからの情報によると春季キャンプは2月1日~14日の期間で春季キャンプを行うようだ。
さて、それではなぜ、ダイヤモンドバックスというMLBの球団が日本ハムという国内球団のキャンプ情報を知っているのか。
それは、日本ハムが毎年、第一クールを海外で行っていることに関係している。
果たして。2018年春季キャンプの開催地は一体どこになるのだろうか。
日本ハムファイターズ春季キャンプ2018の開催場所
2016年より2年間、アリゾナ州でキャンプを行ってきた日本ハムファイターズ。
2018年の春季キャンプは、日本一奪還を目指し、更にスケールアップした練習が行えるようにする為、新たな環境で春季キャンプを行うことが決定した。
場所はアメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデールにあるアリゾナ・ダイヤモンドバックスの施設(ソルト・リバー・フィールズ・アット・トーキング・スティック)。
MLBの球団であるアリゾナ・ダイヤモンドバックスが練習環境を提供、全面支援を行うのだという。
2017年春季キャンプまでの2年間は、提携球団であるパドレスの施設で春季キャンプを行っていた日本ハムだが、2018年はダイヤモンドバックスと提携することになる。
日本ハムの竹田憲宗球団社長は「日本一奪還を目指して新たな環境によりレベルアップを狙い、キャンプ地を変更することにいたしました」としているが、果たしてなぜ、パドレスとの深い関わりを切ってまで、ダイヤモンドバックスを選んだのだろうか。
ダイヤモンドバックスが大谷を獲得予定?
これまで、パドレスと親密な関係を築いていた日本ハム。春季キャンプではパドレスの施設を借りるなど、良好な関係だったはずだ。
しかし、2018年の春季キャンプに選んだのは、パドレスでは無くダイヤモンドバックス。なぜここにきて、ダイヤモンドバックスと急速に関係を深め始めたのだろうか。
その理由は、大谷翔平のMLB移籍と関係しているようだ。
大谷は当初、日本のプロ野球には進まず、MLBへと挑戦することを表明していたのはご存知だろう。
その際、大谷のMLB挑戦を大きく後押ししてくれていたのが”小島圭市”という人物である。
とある記事では、「もし大谷が高校を卒業して海を渡るという最初の計画を変更しなかったら、今季のナ・リーグのプレーオフに出場する準備をすることになっていたかもしれない。数多くの大リーグ球団が彼を誘っていたが、彼が契約を考えていたのはドジャースだった。大谷は『確実には言えないが、その可能性は強かった』と言っている」としている。
[ad#ad]大谷は数あるMLB球団のなか、ドジャースに進む意向だったというのだ。
その理由に大きく関わっているのが、先ほど紹介した小島圭市氏。その当時、ドジャースのスカウトを務めていた小島圭市氏は、高校時代の大谷に熱烈なアプローチを行っていた。
大谷が高校1年生の頃からその才能を見出し、何度も花巻東高校に足を運び、大谷から絶大な信頼を獲得していた。
大谷は小島氏について、「ケガで辛いときも、直接話すことはなくても、毎日見てくれているということが支えになった」と語っており、どれだけ信頼を寄せていたのかがわかる。
恐らく、大谷自身は当初から”MLBに行く”と強くイメージしてはいなかっただろう。むしろ、順当に日本プロ野球界に進もうとしたはずだ。
しかし、ドジャーススカウトであった小島氏が大谷を口説き落とし、MLB挑戦という夢を与えた結果、卒業後すぐにMLB挑戦志望に変わったのではないだろうか。
さて、大谷から絶大な信頼を寄せられている小島氏は現在、ダイヤモンドバックスのスカウト顧問を務めている。
こうしてみると、大谷のMLB移籍と、ダイヤモンドバックスとの急速な親交の深まりは無関係では無いだろう。
大谷獲得を条件に、最大級の支援で日本ハム春季キャンプを支えていくのか、はたまた獲得前のサービスなのか・・・。
大谷と日本ハムの動向には要注目である。
まとめ
いかがだっただろうか。
毎年海外で春季キャンプを行う日本ハムファイターズ。今年もアリゾナ州のダイヤモンドバックスの本拠地施設でキャンプを敢行することが決定している。
ちなみに、特殊な環境での練習ということもあって良い刺激も充分にあるだろうが、中田翔はこのアリゾナ遠征に対してかなり消極的である。
理由としては”ウォシュレットが無いから”。あれだけ強面で凄まじい肉体をしていながら、想像以上に繊細な性格のようだ。
2017年は5位に低迷した日本ハム。清宮という怪物を迎え入れ、2018年こそ日本一奪還を目指す。