現段階では、まだ夏の甲子園の出場高校は決定していないが、大阪桐蔭高校野球部2017メンバー予想&出身中学を紹介していきたいと思う。
前回は春のセンバツ準優勝、そして同じ大阪地区でもある強豪・履正社高校の2017メンバー予想&出身中学を紹介した。
続いて今回紹介するのは、大阪桐蔭高校。
春のセンバツ決勝では、史上初となる大阪地区同士、履正社との激闘の末、見事優勝に輝いた。
狙うは春夏連覇。しかし、夏の地区予選にはリベンジに燃える履正社がいる。追われる側としてのプレッシャーも相当なものだろう。
この夏、大阪桐蔭はどういったメンバーで夏に臨むのか。
ハイポテンシャル選手・根尾、1年夏から公式戦出場経験を持つ藤原、センバツでは21打数12安打8打点の山田と、スーパー2年生の存在は欠かせないものだろう。
また、正捕手だった岩本は、今年の2月に左手有鉤骨を骨折。センバツでの出場は叶わなかったが、夏に賭けるリベンジに燃えている。
それでは、センバツでの結果を踏まえ、大阪桐蔭高校野球部2017メンバー予想&出身中学を紹介していこう。
大阪桐蔭高校野球部2017メンバー予想&出身中学(シニア)
それでは、春のセンバツでのメンバーを基に見ていこう。夏の大会ではベンチメンバーに多少の違いは発生するかもしれないが、恐らく大きなメンバー変更は無いと思われる。
番号 | 選手名 | ポジ | 学年 | 備考 | 出身 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 徳山壮磨 | 投手 | 3 | 右投げ右打ち | 姫路高丘中 (兵庫夢前クラブ) |
2 | 岩本久重 | 捕手 | 3 | 右投げ右打ち | 北大路中 (大津北シニア) |
3 | 福井章吾 | 一塁 | 3 | 右投げ左打ち | 大阪豊中五中 (箕面ボーイズ) |
4 | 坂之下晴人 | 二塁 | 3 | 右投げ右打ち | 大阪市港中 (大正シニア) |
5 | 中川卓也 | 三塁 | 2 | 右投げ左打ち | 大阪市長吉中 (大阪福島シニア) |
6 | 泉口友汰 | 遊撃 | 3 | 右投げ左打ち | 御坊市河南中 (和歌山日高ボーイズ) |
7 | 根尾昴 | 左翼 | 2 | 右投げ左打ち | 飛騨市古川中 (飛騨高山ボーイズ) |
8 | 藤原恭大 | 中堅 | 2 | 左投げ左打ち | 大阪豊中五中 (枚方ボーイズ) |
9 | 山本ダンテ武蔵 | 右翼 | 3 | 右投げ右打ち | 江田島市三高中 (瀬戸内シニア) |
10 | 香川麗爾 | 控え | 3 | 右投げ右打ち | 徳島市北井上中 (神戸中央シニア) |
11 | 横河凱 | 控え | 2 | 左投げ左打ち | 米原市大東中 (湖北ボーイズ) |
12 | 宮崎仁人 | 控え | 2 | 右投げ右打ち | 川西町三宅町組合立式下中 (志貴ボーイズ) |
13 | 山田健太 | 控え | 2 | 右投げ右打ち | 稲沢市千代田中 (東海ボーイズ) |
14 | 加藤大貴 | 控え | 3 | 右投げ左打ち | 紀北町湖南中 (海山シニア) |
15 | 井上大輔 | 控え | 3 | 左投げ左打ち | 岐阜養老東部中 (尾張ボーイズ) |
16 | 坂本義生 | 控え | 3 | 右投げ左打ち | 八尾市曙川南中 (八尾中央ボーイズ) |
17 | 小林大介 | 控え | 3 | 右投げ右打ち | 奈良市登美ヶ丘中 (志貴ボーイズ) |
18 | 西島一波 | 控え | 3 | 右投げ右打ち | 那智勝浦町下里中 (和歌山南紀ボーイズ) |
背番号2は骨折により離脱していた岩本がつけるだろう。
メンバーは大阪出身が5名、和歌山2名、岐阜2名、奈良2名、滋賀2名、兵庫1名、広島1名、徳島1名、愛知1名、三重1名と、関西中心に部員を募っているようだ。
[ad#ad]大阪桐蔭高校注目の選手
根尾昴(投手・遊撃手・センター)
希代のハイポテンシャル選手、根尾昴。今年のセンバツ1回戦・宇部鴻城戦では遊撃手で先発し、8回にはセンターへ。2回戦・静岡との一戦では遊撃手から投手としてリリーフ。最速146キロの直球で相手をねじ伏せ、2イニングを無失点。
大谷を凌ぐ、脅威の”三刀流”として、2年生ながら既にプロのスカウトからの視線も熱い。
岩本久重(捕手)
今年のセンバツでは左手有鉤骨から出場は叶わなかったが、遠投110mの強肩、去年の府大会では打率5割をマークし、チームの要としては必要不可欠な選手である。
182cm、82キロと恵まれた体格を持ち、攻守ともに頼れる正捕手。今年の夏、再起を賭ける。
徳山壮磨(投手)
最速145キロの速球と、スライダー、フォーク、縦のカーブを操るプロ注目の右腕。
チーム1とも評されるノビのあるボールは、数字以上の球速に感じる。
コントロールも魅力のひとつで、内角、外角を丁寧に投げわけ、三振を狙うケースと打たせて取るケースを組み合わせ、試合を組み立てていく技術も持っている。
夏までに直球のスピードが更に上がれば、そう簡単には打たれることはないだろう。
まとめ
春のセンバツで優勝し、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭。
2年生メンバーも多いが、例え下級生であろうと萎縮させずに伸び伸びとプレーできる環境は、大阪桐蔭の魅力だろう。
先輩は後輩を支え、後輩は先輩を敬うところが、大阪桐蔭の強さのひとつだろう。
今年の夏、果たして甲子園に出場するのは大阪桐蔭か、履正社か。
地方予選の時点で、既に目が離せない。