今回は、春の甲子園/選抜高校野球2017年の出場校の紹介および優勝候補の予想をしていきたいと思う。また、注目選手も紹介していこう。
3月19日開幕の春のセンバツ高校野球。選ばれた全32校が、日本一を争う、もはや春の風物詩である。
出場校は夏の甲子園よりも彩り豊かである。夏の甲子園常連校から、21世紀枠で選ばれた、名も聞いたことがないような高校までも、全国津々浦々、出場するのである。
さて、それではまず、今年のセンバツ高校野球出場高校をみていこう。
2017年春のセンバツ出場高校
北海道
高校名 | 出場回数 |
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札幌第一 | 2年連続2度目 |
東北
高校名 | 出場回数 |
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仙台育英(宮城) | 2年ぶり12度目 |
盛岡大付(岩手) | 4年ぶり4度目 |
関東
高校名 | 出場回数 |
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作新学院(栃木) | 5年ぶり10度目 |
東海大市原望洋(千葉) | 7年ぶり2度目 |
前橋育英(群馬) | 6年ぶり2度目 |
健大高崎(群馬) | 2年ぶり3度目 |
東京
高校名 | 出場回数 |
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早実 | 4年ぶり21度目 |
日大三 | 6年ぶり19度目 |
東海
高校名 | 出場回数 |
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静岡(静岡) | 2年ぶり16度目 |
至学館(愛知) | 初出場 |
北信越
高校名 | 出場回数 |
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福井工大福井(福井) | 2年連続5度目 |
高岡商(富山) | 7年ぶり5度目 |
近畿
高校名 | 出場回数 |
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履正社(大阪) | 3年ぶり7度目 |
大阪桐蔭(大阪) | 3年連続9度目 |
報徳学園(兵庫) | 3年ぶり21度目 |
神戸国際大付(兵庫) | 7年ぶり4度目 |
滋賀学園(滋賀) | 2年連続2度目 |
智弁学園(奈良) | 2年連続11度目 |
高田商(奈良) | 23年ぶり3度目 |
中国
高校名 | 出場回数 |
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宇部鴻城(山口) | 2年ぶり3度目 |
呉(広島) | 初出場 |
創志学園(岡山) | 2年連続3度目 |
四国
高校名 | 出場回数 |
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明徳義塾(高知) | 2年連続17度目 |
帝京五(愛媛) | 48年ぶり2度目 |
九州
高校名 | 出場回数 |
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福岡大大濠(福岡) | 26年ぶり4度目 |
東海大福岡(福岡) | 32年ぶり2度目 |
熊本工(熊本) | 10年ぶり21度目 |
秀岳館(熊本) | 2年連続3度目 |
21世紀枠
高校名 | 出場回数 |
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不来方(岩手) | 初出場 |
多治見(岐阜) | 初出場 |
中 村(高知) | 40年ぶり2度目 |
以上、全32校が、春の栄冠をかけて試合に臨む。
さて、それでは今大会の注目校は果たしてどこだろうか?
[ad#ad]2017年春のセンバツ注目校
早稲田実業(東京)
清宮フィーバーに沸いた昨年だが、今年もそのバケモノっぷりは健在である。一冬を超えて、更に身体を大きくした清宮は、文句なしのスラッガーだろう。しかも今年は、清宮を押しやり4番の座に定着した野村という存在も大きい。
秋季東京都大会優勝、明治神宮大会準優勝という成績からも、今年は優勝候補筆頭ではないだろうか。
履正社(大阪)
こちらも最有力校である。夏の大会も常連であり、投、打、守のチームバランスは全国でもピカイチ。
明治神宮大会では早稲田実業を破り優勝。名門揃いの大阪を勝ち抜いているその実力は、間違いなく本物である。
不来方(岩手)
こちらは21世紀枠で選出された高校である。部員がわずか10名しかいないという異色の高校であるが、その実力は侮るなかれ、秋季岩手大会では準優勝、初の東北大会にも出場した。
さらに、甲子園前に行われた練習試合では、名門・東邦高校相手に2本塁打服務14安打7得点を上げている。
イロモノとして扱われがちだが、打撃力は今大会でも群を抜いているのではないだろうか。ぜひ注目である。
2017春のセンバツ注目選手
野村 大樹-野手(早稲田実業)
あのバケモノと言わしめた清宮を押しのけ、4番の座についた恐るべき1年生。秋の都大会、日大三高との決勝戦では、サヨナラホームランも放っている。1年生ながら既に本塁打の数は23本。
安田 尚憲-野手(履正社)
清宮が東の大砲であるならば、こちらは西の大砲である。高校通産本塁打44本である、名門を支える4番打者。身長188cm、体重92kgと恵まれた体格から放たれる打球は、スカウトをも唸らせるほどである。
三浦 銀二-投手(福岡大大濠)
秋季九州大会では3試合連続完封を記録した本格派右腕である。最速144kmのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを使い分け、また抜群のコントロールを持ち、プロからも一目置かれている。
ストレートのスピードはそこまでではないものの、安定したコントロールと多彩な変化球は、打者を十分に惑わせるだろう。
まとめ
まだまだ紹介したい学校や選手はいるが、今回はここまでとしておきたい。
また、センバツが開幕すれば、思いもよらない学校や選手が活躍し、注目を浴びるのだ。あまり予想を立てすぎるというのも、野暮であろう。
3月19日開幕のセンバツ高校野球。今年はどんなスターが生まれるのだろうか。
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