今回は、ドラフト有力候補である横浜高校・増田珠のドラフト評価や指名順の予想、また、出身中学や名前の読み方まで紹介していこう。

やはり今年のドラフトの目玉といえば、高校生スラッガー。夏の甲子園では2006年に記録した60本塁打記録を大幅に更新し、68本もの本塁打が飛び出すなど、各チームともバッティングの良い選手が揃っていた。

横浜高校・増田もそのスラッガーの一人だ。

清宮(早稲田実業)、安田(履正社)、中村(広陵)と並ぶ、高校生スラッガーBIG4とでも呼ぶべきほどの好打者である。

プロ志望届もしっかり提出しており、間違いなくプロ野球に進出していくことだろう。

今回はその増田にスポットを当て、紹介していこう。

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横浜高校-増田珠の経歴・プロフィール・名前の読み方

  • 本名:増田 珠(ますだ しゅう)
  • 身長:181cm
  • 体重:83キロ
  • 投打:右投げ右打ち
  • ポジション:外野手
  • 出身:長崎県長崎市
  • 出身中学:淵中
  • 出身シニア:長崎シニア

稲佐小学校1年生からソフトボールを始め、野球に目覚める。中学生からは長崎シニアに入団し、本格的に野球を開始。投手兼野手として、チームを支えた。

高校は名門・横浜高校に進学し、1年生ながら春からベンチ入りを果たした。1年夏の予選では全試合でセンターでスタメンに名を連ね、1番打者として打率.379、本塁打1本、打点5という成績を残した。

1年秋からは右手首の疲労骨折で一時期離脱するものの、復帰した2年夏予選では.打率440、本塁打3本の活躍を魅せ、見事に復活。

3年夏の神奈川予選では大会新記録となる4試合連発の本塁打を放ち、話題となった。この予選では1大会に5発の本塁打も放っており、この記録は東海大相模・大田泰示(現・日本ハム)に並ぶタイ記録。

1年夏から大会通算9本塁打のうち、8発を横浜スタジアムで放っており、横浜DeNAのスカウトも目を細めている。

増田の魅力といえば「リスト(手首)の強さ」「選球眼の良さ」だろう。

リストが強すぎる影響で疲労骨折も経験しているが、それだけリストを使って打球を押し込んでいるということ。どんな速球にも負けないリストの強さを持っており、逆方向へも強い打球を放つことができる。本塁打はライナー性の打球が多い。

選球眼の良さでいえば、春の県大会、関東大会を通して18打数9安打17四死球と、異常なまでに四死球が多い。それだけ余計なボール球に手を出していないということの証明だろう。

横浜高校-増田珠のスカウト評価

夏の大会の時点でプロ入りを名言していた増田。その影響もあってか、県予選や甲子園では多くのスカウトが、この増田というスラッガーを一目見ようと集まっていた。

特に甲子園では、強豪・秀岳館と初戦で対決することが決まり、スカウトの注目も更に集まった。

巨人

巨人・岡崎スカウト部長「自分たちは1試合で評価するのではない。たまたま本塁打とか打てなかったということもあるから、そのために1年間長い時間を見ている。(県大会で本塁打を量産していた点について)それが彼の力だと思う」と、一試合だけの結果だけではなく、これまでの成績を大きく評価した。

中日

中日・中田スカウト部長「神奈川県大会から見ているけど、ここにこういうボールがくれば本塁打を打てるというツボを持っている。飛ばす能力は天性のものがある。しっかり甘い球を確実に一発で仕留められるタイプの打者」と絶賛。

ヤクルト

ヤクルト・斉藤スカウト「選球眼が良く、反対方向にも強い打球が打てる。外角球を意識しながら、内角の球に対しては体をクルッと回転させて左方向に長打を打てる技術もあります。ボールを長く見られるので三振が少なく、率を残せる。神奈川大会の5本塁打で長距離砲のイメージがあるかもしれませんが、本来は中距離打者。将来的には3割、20本塁打をコンスタントに打てる。巨人の長野タイプです」と、プロ入り後の活躍を既に予感させるコメントを残している。

DeNA

DeNA・吉田スカウト部長は 「ずっと見てきたけれど、いい選手になっちゃったね。走攻守そろっていて、思い切りもいいし、元気もある。クセがない打撃でバランスがいい」と、横浜高校ということもあり、獲得に本格的に動き出しそうだ。

阪神

阪神・吉野スカウトは 「左投手の時にしっかり右に打つことを徹底できている。狙って打った2本目もすごかった」と、逆方向にも飛ばせるバッティングセンスを評価した。

ロッテ

ロッテ・松本球団本部長補佐兼編成部長は 「高校生の外野手では右で増田、左で西川の2人がトップ」と評価、永野チーフスカウトは「強靭な下半身がスイングスピードの速さとスイングの強さを生んでいる」と、素材としての良さを評価。

日本ハム

日本ハム・大淵スカウト部長は 「軸がぶれずに体の近くで打てている。何より人柄も良いよね。性格も明るく前向きなところが特に評価」と、人間性も買っているようだ。

ソフトバンク

ソフトバンク・荒金久雄スカウトは 「勝負強い。熱男(松田)タイプ」と、チームのムードメーカーを例に挙げて評価している。

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オリックス

オリックス・中川隆治アマチュアスカウトグループ長は 「ゲーム感覚に優れた、実戦型の外野手ですね。チームバッティングができるうまさがあり、玄人受けするタイプ。引っ張るだけでなく、右にも大きいのが打てる。もう少し脚力があれば、もっと評価は高くなると思います」とやはり打撃面を絶賛。

楽天

楽天・長島部長は 「リストの利いたお柔らかい打撃で右方向に打てるのは魅力。タイミングの取り方もいいし、どんなボールにでも対応できる」と、その身体能力を評価した。

 

高卒野手がプロ入り後に一番苦労するのは木製バットでのバッティング。金属バットに比べ、芯となる部分が極端に小さくなり、なかなか前に飛ばせくなってしまい、高校時代のような魅力を無くしてしまう選手も多くいる。

しかし横浜高校では、練習から木製バットを使ったバッティングを行っているようで、その証拠に筒香や高濱、乙坂や近藤なども、1年目からしっかり木製バットで結果を残している。こういった部分も、評価の対象だろう。

U-18では打率.188、19打数3安打と振るわなかったが、世界大会だけで評価を下すのは早計だろう。

持ち前のセンスの良さを生かし、プロでしっかり経験を積めば、中距離打者として大成するように思う。

ドラフト順位予想

ドラフト2017では、他にも多くの注目野手がいる。だが、潜在能力の高さでいえば増田もトップクラスである。

確実に競合が殺到するであろう清宮を避け、同じくトップクラスのバッティングを持つ増田を1位指名する球団があっても、何ら不思議ではない。

少なくとも外れ1位無いし2位までに指名されることだろう。

横浜高校の先輩である筒香や乙坂のいる横浜DeNAが上位指名してくる可能性は高い。

まとめ

いかがだっただろうか。

高校生スラッガーBIG4の一人である増田 珠。今年のドラフトの目玉の一人でもあることだろう。

恵まれた体格を持ちながらも、向上心も充分。入団後のキャンプ次第では、来期の開幕1軍に名を連ねる可能性もある。

とあるスカウトは「素材は確かにいいのかもしれないが、技術はまだまだ。体がまだできていない。そういう意味では鍛えがいはありそう。プロで一番必要になってくるのは甲子園で打つ、打たないよりも体力」と辛口の評価を下していたりもするが、それはどの選手も同様。

まずはこの増田がどの球団に在籍するのか、注目してほしい。

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