この記事では、夏の高校野球についてお伝えしていく。その中でも”茨城大会(予選)2017”の結果&優勝予想に関して触れていこう。
７月８日に開幕を迎える、茨城の夏の予選。
使用される会場は、水戸市民球場、ひたちなか市民球場、日立市民球場、笠間市民球場、茨城県営球場の各球場。
開会式や決勝戦が行われるメイン会場は、恐らく水戸市民球場と思われる。
今年の茨城での予選は、混戦が予想される。
名門・常総学院が常連というイメージも強いが、霞ヶ浦や土浦湖北、明秀日立なども春季大会では好成績を上げており、どこが勝ち進んでもおかしくない状況となっている。
果たして、この混戦を勝ち進み、甲子園の切符を手にするのは果たしてどの高校となるのか。
優勝予想を踏まえ、結果をみていこう。
高校野球茨城大会2017結果
※こちらは結果が分かり次第随時更新していきます
１回戦
A
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| ４校連合① | 1-21 | 鬼怒商① |
| 科技日立② | 2-0 | 守谷② |
| 土浦一③ | 0-5 | 土浦三③ |
| 竜ヶ崎一④ | 8-1 | 東風④ |
| 多賀⑤ | 6-7 | 古河一⑤ |
| 土浦日大⑥ | 10-7 | 小瀬⑥ |
| 水海道一⑦ | 0-2 | 日立商⑦ |
| 水戸啓明⑧ | 12-2 | 常陸大宮⑧ |
B
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 岩瀬日大⑨ | 14-1 | 岩井⑨ |
| 佐竹⑩ | 2-5 | 佐和⑩ |
| 江戸崎総合⑪ | 7-1 | 高萩清松⑪ |
| 石下紫峰⑫ | 1-8 | 波崎⑫ |
| 竜ヶ崎南⑬ | 1-12 | 鹿島⑬ |
| 勝田⑭ | 0-7 | 藤代⑭ |
| 磯原郷英 | 5-4 | 明野 |
| 岩瀬 | 1-10 | 伊奈 |
| 太田一⑮ | 1-2 | 緑岡⑮ |
C
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 取手松陽⑯ | 3-0 | 牛久栄進⑯ |
| 坂東総合⑰ | 0-10 | 茨城キリスト⑰ |
| 水戸一⑱ | 9-8 | 鹿島学園⑱ |
| 勝田工⑲ | 10-1 | 三和⑲ |
| 鉾田一⑳ | 8-2 | 東洋大牛久⑳ |
| 日立一㉑ | 5-4 | 土浦二㉑ |
| 笠間㉒ | 9-13 | 八千代㉒ |
| 東海㉓ | 1-5 | 玉造工㉓ |
D
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 古河三㉕ | 0-10 | 茨城㉕ |
| 下館工㉖ | 0-3 | 江戸川学園㉖ |
| 土浦工 ㉗ | 0-10 | 下妻二㉗ |
| 鉾田二㉘ | 9-2 | 古河二㉘ |
| 麻生㉙ | 10-3 | 海洋㉙ |
| 真壁 | 0-36 | 茨城高専 |
| 日立工 | 0-4 | つくば国際 |
| 水海道二㉚ | 4-6 | 清真学園㉚ |
２回戦
【7/13(木)】
10:00～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 竜ヶ崎一 | 4-3 | 水戸工 |
| 下館一 | 7-0 | 古河一 |
| 石岡一 | 9-1 | 岩瀬日大 |
| 明秀日立 | 5-4 | 鬼怒商 |
| 常北校 | 0-10 | 土浦三 |
| 科技日立 | 8-3 | 那珂湊 |
12:20～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 水戸啓明 | 5-0 | 波崎柳川 |
| 牛久 | 7-9 | 日立商 |
| 波崎 | 0-9 | 常総学院 |
| 佐和 | 5-4 | 大子清流 |
| 土浦日大 | 14-0 | 茨城東 |
| 水戸農 | 4-3 | 江戸崎総合 |
【7/14(金)】
10:00～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 筑波 | 3-6 | 水戸一 |
| 勝田工 | 3-5 | つくば秀英 |
| 緑岡 | 0-3 | 取手二 |
| 総和工 | 2-0 | 鹿島 |
| 藤代 | 13-0 | 那珂 |
| 磯原郷英 | 1-5 | 伊奈 |
12:20～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 常磐大高 | 5-4 | 鉾田一 |
| 日立一 | 6-1 | 藤代紫水 |
| 霞ヶ浦 | 6-0 | 取手松陽 |
| キリスト | 4-5 | 取手一 |
| 玉造工 | 0-9 | 下妻一 |
| 境 | 11-0 | 八千代 |
【7/15(土)】
10:00～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 下妻二 | 12-11 | 水戸桜ノ牧 |
| 麻生 | 3-5 | 日立北 |
| 土浦湖北 | 4-0 | 中央 |
| 茨城 | 5-0 | 結城一 |
12:20～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 水城 | 7-0 | 鉾田二 |
| 茨城高専 | 1-6 | つくば国際 |
| つくば工科 | 3-10 | 江戸川学園 |
| 清真学園 | 1-11 | 水戸葵陵 |
3回戦
【7月17日】
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 日立商 | 9-10 | 水戸啓明 |
| 水戸農 | 4-7 | 常総学院 |
| 明秀日立 | 5-1 | 科技日立 |
| 佐和 | 1-8 | 石岡一 |
| 土浦三 | 1-5 | 竜ケ崎一 |
| 伊奈 | 4-7 | 取手二 |
| 下館一 | 4-13 | 土浦日大 |
| 総和工 | 1-2 | 藤代 |
【7月18日】
10:00～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 水戸一 | 0-5 | つくば秀英 |
| 常磐大高 | 4-2 | 日立一 |
| 霞ヶ浦 | 4-3 | 取手一 |
| 境 | 5-9 | 下妻一 |
12:20～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| つくば国際 | 1-0 | 水戸葵陵 |
| 水城 | 10-0 | 日立北 |
| 土浦湖北 | 3-4 | 茨城 |
| 江戸川学園 | 2-5 | 下妻二 |
4回戦
【7月21日】
10:00～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 明秀日立 | 2-3 | 竜ヶ崎一 |
| 石岡一 | 5-6 | 常総学院 |
| 土浦日大 | 7-5 | 水戸啓明 |
| 常磐大高 | 5-8 | 下妻一 |
12:20～
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 藤代 | 7-0 | 取手二 |
| 水城 | 9-1 | つくば国際 |
| 霞ヶ浦 | 10-0 | つくば秀英 |
| 茨城 | 1-13 | 下妻二 |
ベスト8決定。
下妻二・下妻一・竜ヶ崎一
常総学院・土浦日大
準々決勝
【7月23日(日)】
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 常総学院 | 4-6 | 藤代 |
| 竜ヶ崎一 | 3-6 | 土浦日大 |
| 霞ヶ浦 | 3-2 | 下妻一 |
| 下妻二 | 5-3 | 水城 |
※会場および試合開始時刻について
【竜ヶ崎一vs土浦日大】⇒水戸市民球場で10:00スタート
【常総学院vs藤代】⇒水戸市民球場で12:20スタート
【霞ヶ浦vs下妻一】⇒ひたちなか市民球場で10:00スタート
【下妻二vs水城】⇒ひたちなか市民球場で12:20スタート
ベスト4決定。
- 藤代
- 霞ヶ浦
- 下妻二
- 土浦日大
準決勝
【7月25日(火)】
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 藤代 | 2-3× | 土浦日大 |
| 下妻二 | 3-5 | 霞ヶ浦 |
※会場は「水戸市民球場」。
【藤代vs土浦日大】の試合は10:00から開始予定。
【下妻二vs霞ヶ浦】の試合は12:20から開始予定。
決勝
【7月27日(水)】
| 高校名 | 点数 | 高校名 |
|---|---|---|
| 土浦日大 | 10-9 | 霞ヶ浦 |
※会場は「水戸市民球場」試合開始時刻は10:00予定。
結果
甲子園出場は土浦日大に決定。
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常総学院
やはり有力候補筆頭として挙げられるのは常総学院だろうか。
夏の甲子園出場１６回の実力は健在で、前回の夏の甲子園でもスタメンだった陶山や宮里といったメンバーが残っているのは心強い。
しかし、春季茨城大会では明秀日立に７－０と完封負け。ドラフト候補もいないという、なかなかに切迫したチーム状況ではある。
名門としての意地を、この夏で見せられるのか、注目していきたい。
さて、その春季茨城大会で常総学院を破り、優勝を果たした明秀日立。
関東大会では２回戦で栃木・作新学院には破れたものの、全国クラスの常総学院や霞ヶ浦を破ったその実力は確かなものである。
甲子園出場経験は無いが、年々チームが出来上がってきており、もしかしたら遂に今年、春夏通じて初の甲子園出場となる可能性もある。
注目の選手は増田 陸（遊撃手）。中学時代は早稲田実業の４番・野村や、大阪桐蔭の中川と同じチームでプレーした経験を持つ、大型遊撃手。やや荒削りだが、その分パワフルなバッティングを魅せる。
霞ヶ浦高校
続いて霞ヶ浦。
春季関東大会で、栃木の強豪・白鷗大足利に８－１でコールド勝ちし、次の試合では全国クラスの名門・日大三に８－６で敗戦こそしたが、６点を追う５回表から猛追、あと一歩というところまで追い詰めた。
広角に打ち分ける技術を持つ４番・木村をはじめ、粘り強い野球を持ち味に、２年振りの甲子園を目指す。
下妻二高
最後に下妻第二。
県立高校でありながら、甲子園出場実績を持つ。
８年前のセンバツ出場を最後に甲子園から遠ざかってはいるが、去年の秋季大会では明秀日立相手に１－０と惜敗。
５度の甲子園出場実績を持つ藤代に５－０で完封勝利するなど、地力の強さがうかがえた。
去年の夏の予選に４強入りを果たした投手陣３人が全員残っており、投手力も高い。投打が噛み合えば、大量得点も臨める。今年の夏、ダークホースになるかも知れない。
まとめ
いかがだっただろうか。
どこが甲子園出場してもおかしくない、混戦状態の茨城地区。
春季大会では、他県の名門とも渡り合っており、全国区でも戦っていける実力を存分に発揮していた。
果たして、第９９回大会、甲子園の切符を手にするのは果たしてどこになるのか。要注目である。
