今回は、日本シリーズ2017の優勝候補・結果予想、そして日程もチェックしていこう。
今年のプロ野球も、いよいよ終盤戦へと入ってきた。
終盤戦となれば、少しずつ気になってくるのが日本シリーズ。
3位までのチームがクライマックスシリーズへと進出し、勝ち上がったセ・パ両チームがぶつかり、日本一を決めていくポストシーズンだ。
リーグ優勝争いはそろそろ決着へと向かっている。しかし、クライマックスシリーズを経ての日本シリーズは、こちらの予想を裏切る展開にもなりかねない面白さを兼ね備えている。
果たして今年、日本一の座に輝くのは、どのチームか。私見ではあるが、予想していこうと思う。
日本シリーズ2017優勝候補・結果予想!
現時点でのセ・リーグ
現時点で、セ・リーグでは広島カープが2位・阪神に差をつけ、間もなくリーグ優勝かというところまで来ている。
2位・阪神も、若手の活躍もあり、チームのバランス力はリーグの中でも突出している。
そして現在、3位争いを繰り広げているのが横浜と巨人。なんとか引き離したい横浜と、クライマックスシリーズ進出だけは掴みたい巨人の鍔迫り合いとなっている。
現時点でのパ・リーグ
一方パ・リーグも、前半戦では楽天の独走態勢だったがジリジリとソフトバンクが追い上げ、気がつけば2位、西武に10ゲーム以上の差をつけて1位。こちらもリーグ優勝当確という状態になった。
2位・西武は、エース菊池が現時点で14勝を上げ、4完封、190奪三振、防御率2.17と、投手記録4部門でtップに立っている。この菊池の活躍と、長打力が開花し、”おかわり2世”の呼び声高い山川のバッティングで、クライマックスシリーズ進出はほぼ当確となっている。
大失速してしまったのが3位・楽天。前半戦はぶっちぎりの1位だったのだが、交流戦を皮切りに敗戦が続いている。
特に打者陣の不調がすさまじく、エース・則本や岸が最小失点に抑えても負けてしまうという事態だ。岸は自己最多・14奪三振を奪う好投を見せてくれた試合もあったが、打線の援護が無くあえなく敗戦。
3位でのクライマックスシリーズ進出の可能性は高いだろうが、打線をなんとかしなければ、勝ち抜いていくのは難しいかもしれない。
日本一に輝くのは・・・
さて、この状況を踏まえ、クライマックスシリーズを勝ち上がり、日本一を手にするのは・・・
私は”ソフトバンクホークス”と予想する。
現時点で127試合を戦い、87勝40敗、勝率は.685。もちろん、ポストシーズンではこの勝率はアテにならないかもしれない。
しかし、強さを証明するデータは他にもある。
ソフトバンクホークスが先制した試合の勝率は.897、6回時点でリードしてる試合では脅威の.987という勝率を誇っている。
これが何を意味しているかといえば、”磐石な投手陣”ということだ。
6回時点でリードしていれば、ほぼ負けない。つまり、投手陣がほとんど打たれていないということだ。
守護神・サファテは史上初となる1シーズン50セーブを達成しており、9回からの得点はほぼ絶望的。
先発陣も充実しており、15勝を上げている東浜を筆頭に千賀(13勝)、バンデンハーク(12勝)など、短期決戦の中でこの充実した投手陣がマウンドに上がれば、大量得点は望めないだろう。
そして打線も素晴らしい。規定に到達しているのは現在、今宮、中村、柳田、松田、デスパイネ、上林の6名だが、打率の平均は.271。ホームラン数もデスパイネが30本で2位、柳田が29本で3位と、素晴らしい成績を残している。
このデスパイネと柳田は打点部門でもランクイン、柳田は更に打率部門でも.309で2位に入っている。
この分厚い打線と投手力があれば、セ・リーグ覇者であれど短期決戦を勝ち抜くのは難しいだろう。
このような成績を踏まえ、私はソフトバンクホークスが日本一を掴むだろうと予想させていただいた。
[ad#ad]日本シリーズ2017の日程
さて、それでは日本シリーズの日程も確認していこう。
日本シリーズは7試合行われ、先に4勝したチームが日本一となる。
詳しいルールが知りたいという方は、こちらを参考にしてほしい。
月日 | 組み合わせ |
---|---|
10/28 | [第1戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
10/29 | [第2戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
10/31 | [第3戦] セ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
11/1 | [第4戦] セ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
11/2 | [第5戦] セ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
11/4 | [第6戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
11/5 | [第7戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場 |
今年はパ・リーグメインの開催となっている。
まとめ
いかがだっただろうか。
まだペナントレースは終わっておらず、ここから大逆転も有り得るかも知れない。もしかしたら、急激に成長を遂げるチームもあるかも知れない。
なので、今回の優勝予想は飽くまでも個人的な予想であるので、様々な意見があると思うが、ひとつの意見として受け取っていただければ幸いだ。
長く続いたペナントレースもいよいよ終盤戦。すでに明暗は分かれ始めているが、最後までひいきのチームを応援し続けてほしい。