【夏の甲子園2017】出場代表校を47都道府県別に紹介!

今回は、夏の甲子園2017の出場校を47都道府県別に紹介するとともに、予選を振り返って思う事を書いていこうと思う。

早いところでは6月から開幕を迎え、全国各地で熱戦が繰り広げられた全国高校野球選手権大会地方予選。

名門の強さを存分に見せ付けた高校や、劇的な優勝を遂げた高校、初めて甲子園の土を踏むという高校と、それぞれの場所で、それぞれのチームが色とりどりの試合を魅せてくれた。

惜しくも甲子園という夢は叶わなかったという高校も、来年のリベンジを誓い、後輩へと夢を託したことだろう。

 

さて、そんな熱戦を繰り広げ、見事地方予選を勝ち抜いてきた高校が次に立つ舞台は高校野球の聖地、甲子園。

全49校がすべて、苦しい地方予選を勝ち抜いてきた猛者達だ。

偶然や幸運だけで立つことができる舞台ではない。それぞれが死力を尽くし、自らの手で勝ち取った夢の舞台の切符だ。

ここで改めて、その夢の舞台への切符を手にした全49代表を紹介していこうと思う。

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出場校を47都道府県別に紹介

都道府県 高校名 出場回数
 北北海道  滝川西  19年ぶり3回目
 南北海道  北海 3年連続38回目(前年度準優勝)
青森 青森山田 8年ぶり11回目
岩手 盛岡大付 2年連続10回目
宮城  仙台育英 2年ぶり26回目
秋田 明桜 8年ぶり9回目
 山形 日大山形 4年ぶり17回目
福島 聖光学院 11年連続14回目
茨城  土浦日大 31年ぶり3回目
栃木 作新学院 7年連続13回目 (前年度優勝)
群馬  前橋育英 2年連続3回目
埼玉 花咲徳栄 3年連続5回目
千葉 木更津総合 2年連続6回目
西東京  東海大菅生 17年ぶり3回目
東東京  ニ松学舎大付 3年ぶり2回目
神奈川 横浜 2年連続17回目
新潟 日本文理 3年ぶり9回目
富山  高岡商 2年ぶり18回目
石川  日本航空石川 8年ぶり2回目
福井 坂井 初出場
山梨 山梨学院 2年連続7回目
長野 松商学園 9年ぶり36回目
岐阜 大垣日大 3年ぶり4回目
静岡 藤枝明誠 初出場
愛知 中京大中京 2年ぶり28回目
三重 津田学園 初出場
滋賀 彦根東 4年ぶり2回目
京都 京都成章 19年ぶり3回目
大阪 大阪桐蔭 3年ぶり9回目
兵庫 神戸国際大付 3年ぶり2回目
奈良 天理 2年ぶり28回目
和歌山 智弁和歌山 2年ぶり22回目
鳥取 米子松蔭 17年ぶり3回目
島根 開星 3年ぶり10回目
岡山 おかやま山陽 初出場
広島 広陵 3年ぶり22回目
山口 下関国際 初出場
徳島 鳴門渦潮 9年ぶり7回目
香川 三本松 24年ぶり3回目
愛媛 済美 4年ぶり5回目
高知 明徳義塾 8年連続19回目
福岡 東筑 21年ぶり6回目
佐賀 早稲田佐賀 初出場
長崎 波佐見 16年ぶり3回目
熊本 秀岳館 2年連続3回目
大分 明豊 2年ぶり6回目
宮崎 聖心ウルスラ 12年ぶり2回目
鹿児島 神村学園 5年ぶり4回目
沖縄 興南 2年ぶり11回目
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県大会を振り返って思った事

今年の県大会は、私見ではあるが”古豪復活”というような印象を受けた。

青森山田、日大山形、土浦日大、東海大菅生、ニ松学舎大付、日本文理、日本航空石川、大垣日大、大阪桐蔭、済美、聖心ウルスラと、以前に甲子園を賑わせてくれた名門校が久しぶりに夢の舞台に帰ってくるのだ。

 

青森山田は以前まで甲子園の常連だったが、近年は甲子園から遠ざかっており、八戸学園光星に代表の座を奪われていた。

しかし、今年8年ぶりに、悲願の甲子園再帰を遂げたのである。しかもメンバーのほとんどが地元出身というのも、ここ最近は野球留学が当たり前になってきたなかで、青森の方々にも嬉しいことだろう。

 

茨城代表・土浦日大の甲子園出場は実に31年ぶりの甲子園出場。ノーシードというスタート。

決勝・霞ヶ浦との試合では試合時間は5時間、15イニングに及ぶ大熱戦。しかも6回まで7-2とリードを許していた展開から不屈の精神をみせ、9回に3点を取って逆転、延長に持ち込まれたが、見事に甲子園を勝ち取ってみせた。

 

東海大菅生も、17年ぶりとなる甲子園出場を決めた。清宮フィーバーに沸く西東京大会で、早稲田実業との決勝戦も観客は清宮目当て。まるでヒールのような役回りとなってしまっているようなプレッシャーのなか、見事に甲子園を決めてみせた。

3年連続で決勝敗退という悔しさもあったことだろう。先輩達の思いも背負いながら、悲願の甲子園を手にした。

 

初出場となるチームも6校。

特に岡山代表・おかやま山陽は、決勝で創志学園と対戦したが、大会史上初の決勝再試合までもつれ込み、甲子園を手にした。

エース右腕・大江は8回までヒット1本も許さぬパーフェクトピッチング。全身がつり、代打を送り込まれマウンドを降りたが、まさしく満身創痍でチームに貢献してみせた。

甲子園初戦、まだ抽選は行われていないが、前年度岡山代表の創志と名試合をみせた力を見るに、甲子園でも名勝負を繰り広げてくれることだろう。

 

春のセンバツ優勝の大阪桐蔭も、甲子園出場を決めてみせた。

準決勝では、春のセンバツ決勝で対戦した履正社と対戦。夢の決勝の再演として、多くのファンが見守ったが、センバツ覇者の風格をみせ、見事に8-4で勝利。

決勝の大冠戦では、追い上げをみせる大冠に会場のムードも大冠側に偏った。捕手・福井は「完全にアウェーだった」と語るほど、大冠への声援が大きかった。

そんな雰囲気のなかで、エース徳山の粘りのピッチングも冴え、甲子園を掴み取った。試合終了後には反省の言葉を口にしていた徳山。大阪という激戦区で勝ち抜く厳しさを味わいながら、春夏連覇に向け、再始動する。

 

福島・聖光学院は11年連続となる甲子園出場。もしかしたら、「また聖光か」と思う野球ファンもいるかもしれない。

しかし、福島全ての高校が「打倒・聖光」を掲げ、チャレンジャーとしてぶつかってくるなかで勝ち上がらなければいけないプレッシャーは、相当なものだろう。

また、去年まで10年連続で甲子園出場を果たしていたプレッシャーもある。先輩達が築きあげてきた栄光の歴史を自分達で途絶えさせるわけにはいかない・・・。そういったプレッシャーもあっただろう。

決勝でも決して楽な試合だったわけではない。いわき光洋との決勝は、5×-4のサヨナラ勝ち。8回に同点に追いつかれ、押せ押せムードとなったいわき光洋を押さえ込なければいけないという苦しさを味わった。

内外からの重圧を撥ね退け、甲子園の出場を決めた聖光学院。甲子園では伸び伸びと自分達のプレーを魅せてくれることだろう。

まとめ

いかがだっただろうか。

先述したが、甲子園とは偶然や幸運だけで立つことができる舞台ではない。この3年間の努力が実を結んだ結果なのだ。

甲子園で勝ち上がることはもちろん素晴らしいが、その甲子園まで出場したことが、そもそも素晴らしい結果なのである。

 

さて、今年、甲子園出場する49代表を紹介させていただいたが、このなかで深紅の優勝旗を手にするのはどの高校になるのだろうか。

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