大谷翔平はなぜ二刀流?海外の評価や賛成・反対派の理由とは

日本球界初の二刀流選手・大谷翔平。ただの名ばかり選手ではなく、投げては日本球界最速の165km/h、打ってもホームランを量産するという、本物中の本物だ。

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2014年にはプロ野球の歴史で初となる、投手として2桁勝利、打者として2桁本塁打を達成。2016年には同記録を達成したのに加え、100安打も達成した。

そもそも、日本人で160km/hを超える選手が出てくるとは思わなかった。もちろんこれまでにも何度か投げた投手はいたが、平均急速が160km/hを超える選手が、まさか日本で生まれるとは思わなかったのだ。

それがまさかの二刀流。打てる投手でも、投げられる野手でもなく、正真正銘の二刀流選手である。

打者としても規格外であり、今年の11月に行われたWBC強化試合では、東京ドームの屋根の隙間に打ち込むという、松井秀喜さながらの珍プレーも起こった。

この能力を持ちながら、どちらかひとつを選べというのは、酷というものだろう。

もちろん海外からも熱視線を送られており、もしMLBに挑戦したら投手なのか野手なのか、はたまたMLBでも二刀流なのか、その点も気になるところである。

しかしながら、なぜそもそも、球界としては完全に異例である二刀流にチャレンジすることになったのか?

今回はその点に加え、海外での評価や賛否についても触れていこうと思う。

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二刀流となったきっかけ

そもそも大谷は、ドラフト当初は日本球界に来る気はさらさら無かった。もちろん高校時代から160km/hを記録するなど、プロ最大の注目選手であったのだが、彼自身はMLB挑戦を表明していたのである。

実際に高校時代には、ドジャーズやレンジャーズ、レッドソックスと面談をし、その後の会見では、「マイナーからのスタートになると思うけれども、メジャーリーグに挑戦したい気持ちでいる。入学当初からの夢だった。若いうちに行きたい思いがあった。日本のプロにも憧れはあったが、メジャーへの憧れの方が強かった」と語った。

この事前情報から、どの球団も指名をしなかった。指名したとして、断られるのが関の山だったからだ。

しかし、日本ハムの栗山監督はまさかの強行指名を実行する。

もちろん大谷は断った。「アメリカでやりたいという気持ちは変わりません」と、キッパリと言い放った。球団は、彼を口説き落とすために4度にも渡って交渉を行った。途中からは栗山監督、大谷の両親も加わり、『大谷翔平君 夢への道しるべ~日本スポーツにおける若年期海外進出の考察~』と題された30ページに及ぶ資料を提示した。

このときに、「二刀流起用」というプランを提示したのである。

その後、プロ入団当初のオープン戦から二刀流プランを実行し、見事に結果を残し、メディアを騒がせたのは記憶に新しい。

プロ野球界の歴史を塗り替えた新世代の男が誕生した瞬間である。

このプランを実行に移した日本ハムも相当なものだ。他球団であれば、まずこのような起用法はしなかっただろう。

日本ハムの若手に対する寛容さ、そして大谷の並外れた身体能力だからこそ生まれた、二刀流選手なのである。

海外での評価・賛否について

これからMLBに挑戦する可能性も充分にある大谷。気になる海外の反応は、かなり好感触のようだ。

1年目の頃には、まだまだその実力が知れ渡らず、いわゆる「色物」としての反応が多かったのだが、去年から今年の成績、そして海外が注目した強化試合で放ったホームランで、強烈なインパクトを残したようだ。

確かに、165km/hを投げる投手はMLBでも早々いないし、まだ若干22歳という将来性も鑑みれば、この至宝は喉から手が出るほどほしい逸材だろう。

逆に海外からは「二刀流という起用法が出来なくなる可能性を考慮したら、MLBには来ないほうが今後の野球界のためじゃないか?」という意見も見受けられた。

また、プレミア12で大谷が先発し、8回まで完封された韓国は、大谷のことを高く評価しているらしく、韓国のニュース番組で取り上げられるほど人気選手になっているらしい。曰く、「存在自体が反則」とのこと・・・。

現在のズバ抜けた成績、身体能力、22歳という将来性、ストイックさ、謙虚な姿勢・・・。

どこを取っても超一流の彼。女子アナも下手には近づけないだろう。

今後の彼の動向にも注目していきたいところである。

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