今回は、春の選抜高校野球2018に出場する注目選手など、春のセンバツについて詳しく紹介していこう。

3月23日に開幕する春の選抜高校野球2018。

2018年のセンバツは90回目の開催という記念すべき節目の大会である。そのため出場校も36校に拡大。例年より更にアツい試合が繰り広げられることだろう。

さて、それではさっそく春の選抜高校野球2018の詳細について紹介していこう。

春の選抜高校野球2018の出場枠数を地域ごとに紹介

春のセンバツは、夏の甲子園のように全都道府県から代表校が出場するわけではない。

選考委員会によって、春のセンバツに出場する高校を”選抜”していくのである。

主に前年度の秋季大会での成績を参考に選考が行われ、出場校が決定していく。

また、秋季神宮大会を制した地域には出場校枠が追加で1枠与えられる。春のセンバツ2018では四国地区に属する明徳義塾が優勝したため、四国地区に1枠追加されることになる。

その他、地域に貢献している、文武両道を貫いているなどの理由で選考される21世紀枠も存在しており、合計36チームが選出されていく。

センバツ高校野球2018での出場枠数は以下の通り。

 地域 出場枠数
 北海道地区 1枠
 東北地区 3枠
関東・東京地区 6枠
東海地区 3枠
北信越地区 3枠
 近畿地区 6枠
 中国地区 3枠
四国地区 4枠
九州地区 4枠
21世紀枠 3枠

※四国は神宮大会優勝により1枠追加されている。

春の選抜高校野球2018の出場校予想

12/11現在、秋季大会は全日程を終了しており、この時点でセンバツ出場が当確しているチームと、当落線上にいるチームが存在する。

そのため、既に当確しているチーム、そして当落線上にいるチームの中から出場が予想されるチームを紹介していこう。

<北海道地区>

駒大苫小牧高校(北海道)・・・当確(秋季北海道大会優勝)

<東北地区>

聖光学院(福島) ・・・当確(秋季東北大会優勝)

花巻東高校(岩手)・・・当確(秋季東北大会準優勝)

(1/27追記)日大山形(山形)・・・当確(秋季東北大会ベスト4)

能代松陽(秋田) ・・・予想(秋季東北大会ベスト4)

<関東・東京地区>

日大三(東京)  ・・・当確(秋季東京都大会優勝)

中央学院(千葉) ・・・当確(秋季関東大会優勝)

明秀日立(茨城) ・・・当確(秋季関東大会優勝)

(1/27追記)国学院栃木(栃木)・・・当確(秋季関東大会ベスト8)

(1/27追記)東海大相模(神奈川)・・・予想(秋季関東大会ベスト4)→当確

(1/27追記)慶応義塾(神奈川)・・・予想(秋季関東大会ベスト4)→当確

健大高崎(群馬) ・・・予想(秋季関東大会ベスト8)

<東海地区>

静岡高校(静岡) ・・・当確(秋季東海大会優勝)

東邦高校(愛知) ・・・当確(秋季東海大会準優勝)

(1/27追記)三重(三重)・・・当確(秋季東海大会ベスト4)

中京学院中京(岐阜)・・・予想(秋季東海大会ベスト4)

<北信越地区>

日本航空石川(石川)・・・当確(秋季北信越大会優勝)

星稜(石川)    ・・・当確(秋季北信越大会準優勝)

(1/27追記)富山商(富山)・・・予想(秋季北信越大会ベスト4)→当確

<近畿地区>

大阪桐蔭(大阪)  ・・・当確(秋季近畿大会優勝)

智弁和歌山(和歌山)・・・当確(秋季近畿大会準優勝)

近江(滋賀)    ・・・当確(秋季近畿大会ベスト4)

乙訓(京都)    ・・・当確(秋季近畿大会ベスト4)

(1/27追記)彦根東(滋賀)・・・予想(秋季近畿大会ベスト8)→当確

(1/27追記)智弁学園(奈良)・・・予想(秋季近畿大会ベスト8)→当確

<中国地区>

おかやま山陽(岡山)・・・当確(秋季中国大会優勝)

下関国際(山口)  ・・・当確(秋季中国大会準優勝)

(1/27追記)瀬戸内(広島)・・・予想(秋季中国大会ベスト4)→当確

<四国地区>

明徳義塾(高知)  ・・・当確(秋季四国大会優勝)

英明(香川)    ・・・当確(秋季四国大会準優勝)

(1/27追記)松山聖陵(愛媛)・・・予想(秋季四国大会ベスト4)→当確

(1/27追記)高知(高知)・・・当確(秋季四国大会ベスト8)

高松商      ・・・予想(秋季四国大会ベスト4)

<九州地区>

創成館(長崎)   ・・・当確(秋季九州大会優勝)

富島(宮崎)    ・・・当確(秋季九州大会準優勝)

延岡学園(宮崎)  ・・・当確(秋季九州大会ベスト4)

東筑(福岡)    ・・・当確(秋季九州大会ベスト4)

<21世紀枠>

東日本(北海道、東北、関東・東京、北信越、東海)と西日本(近畿、中国、四国、九州)から1校ずつ、もう1校は地域に限らず選考し、合計3校が21世紀枠に選出。

(1/27追記)

21世紀枠の出場校が、下記の3校に確定。

由利工(秋田)

膳所(滋賀)

伊万里(佐賀)

 

※最終候補高校

・函館工(北海道)

・由利工(秋田)

・藤岡中央(群馬)

・金津(福井)

・大垣西(岐阜)

・膳所(滋賀)

・下関西(山口)

・追手前(高知)

・伊万里(佐賀)

組み合わせ抽選が行われるのはいつ頃?

センバツに出場するチームがほぼ決まってきた今、気になるのは組み合わせ抽選。

抽選はくじ引きで行われ、同一地区の出場校同士は準々決勝まで、同一都府県から2校出場する高校は決勝まで対戦しないようにブロック、ゾーンを振り分ける。

ある程度の制限はあるものの、抽選は完全にランダム。一回戦で名門同士がぶつかり合うこともあるため、この抽選会には多くの注目が集まる。

その注目の組み合わせ抽選会が行われるのは3月16日(金)である。

テレビ中継などは現在不明だが、当日の夕方のニュースや翌日の新聞などでも組み合わせは発表されるので、注目してほしい。

試合日程はいつからいつまで?

次に、春のセンバツ2018の大会日程を紹介しておこう。

大会期間は2018年3月23日(金)から4月4日(水)までの13日間行われ、(準々決勝翌日の休養日を含む)、雨天の際には順延となりそのまま日程はスライドとなる。

出場高校数は例年より4校多いが、大会日程自体は増えておらず、1日に行う試合数で調整を図るようだ。

春の選抜高校野球2018の注目選手を紹介

それでは、春のセンバツ2018に出場することが予想される高校の中から、特に注目すべき選手を紹介していこう。

根尾 昴(大阪桐蔭)

身長:177cm

体重:76キロ

ポジション:投手 兼 内野手 兼 外野手

投打:右投げ左打ち

既にドラフト候補筆頭としてプロからも注目されている怪物こそ、根尾 昴である。

2017年の高校野球界のスターが清宮ならば、2018年のスターは間違いなく根尾であると言えるほど、驚異的なポテンシャルを誇っている。

投手、内野手、外野手を守ることができるユーティリティプレイヤー、しかもその全てが一級品。

投げては最速148キロを誇り、秋季近畿大会では準決勝・近江戦に先発し16奪三振完封勝利。

打っては秋季近畿大会決勝・智弁和歌山戦で決勝ホームランを放っている。

監督も「どのポジションで起用すべきか迷う」と語るほどの逸材であり、センバツでも最注目の選手と言えるだろう。

藤原 恭大(大阪桐蔭)

身長:181cm

体重:78キロ

ポジション:外野手

投打:左投げ左打ち

同じく大阪桐蔭の藤原。2年生ながらU-18選抜に選ばれ、海外選手相手に木製バットでも難なく打球を飛ばしていたことも印象深い選手である。

底知れない伸びしろを感じさせる根尾と対照的に、藤原は高校生にして既に完成系に近い選手として育っている。

走攻守の三拍子が揃った選手であり、バックスクリーンに放り込むパンチ力、50m5秒7、一塁到達タイム4.1秒台の俊足、遠投100mというマルチなポテンシャルは、根尾とはまた違うユーティリティさを感じさせてくれる。

先述した怪物・根尾と、三拍子揃った藤原が同じチームにいる大阪桐蔭。

日本ハムのスカウトは「立浪や片岡がいた時代のPL学園みたいだね。レベルが違う。特に、藤原と根尾。センバツ大会でも優勝候補筆頭でしょう」と、二人の才能を手放しで褒め称えている。

矢吹 栄希(聖光学院)

身長:180cm

体重:70キロ

ポジション:内野手

投打:右投げ左打ち

秋季東北大会初優勝を飾った聖光学院。今回の秋季東北大会では、聖光学院の打撃力が光っていたような印象だ。

そのなかでも打撃の中軸を担い、プロも注目している選手が、矢吹 栄希である。

強豪である聖光学院で、1年秋からレギュラーを掴み、長打も狙える打撃力、積極性、タイミングの取り方の巧さを評価され、プロからも一目置かれる存在となった。

1点を守りきるような戦い方の印象が強い聖光学院だったが、今年は打撃が好調。新たな聖光学院の魅力で、東北に優勝旗を届けることができるだろうか。

市川  悠太(明徳義塾)

身長:184cm

体重:74キロ

ポジション:投手

投打:右投げ右打ち

明徳義塾のエース、市川。秋季大会では高知大会4試合、四国大会3試合、明治神宮大会3試合の公式戦10戦、80イニングを全て一人で投げ抜き、その右腕で秋の日本一という座に辿り着いた。

サイドハンドから繰り出される直球は最速145キロを誇り、サイドハンド特有の大きな曲がりのスライダーやチェンジアップ、ツーシームを武器に、秋季大会では各地区の強豪を討ち取ってきた。

県外選手が多いイメージの明徳義塾だが、市川は地元・高知県出身。「(明徳義塾は)県外の出身選手が多いと言われる。高知県出身の自分がエースになれば文句は出ないだろう、と」という理由で、名門である明徳義塾の門を叩いた。

驚異的なスタミナとボールのキレで秋季大会を全て投げ切った市川。センバツでも既に「全試合投げます」という心強い宣言をしている。

無尽蔵スタミナの男気エース、注目である。

まとめ

いかがだっただろうか。

3月23日に開幕する、春の選抜高校野球2018。長いオフシーズンもあって、野球ファンには待ちに待った野球の季節となる。

既に続々と出場当確校が決まっており、選手達は来春に向け、地獄のような冬のトレーニングを経て、もう一段階レベルを上げるくることだろう。

今大会からはタイブレーク制度が導入されることも注目されている。賛否両論はあるものの、これにより試合の決着が早まり、投手の酷使が減ることを考えれば、高野連の判断は正しいように思える。

果たして、2018年の春を制するのはどの高校になるのか。注目である。

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